【丸に梅鉢】という名の家紋
雑然と積み上げられた古瓦の数々。古民家の裏庭によく見かける風景です。
葺き替え工事を待ってもらっているお客様のところで撮りました。物件が大きすぎて後回しになっていましたが来月がタイムリミット。今日はレッカーの据付位置の確認等々で久しぶりに訪問してきました。
象形文字のようなレトロ感ある唐草デザイン。この瓦の山はまさに宝庫なんです。たぶん妙に色気づいてるのは足袋人くらいでしょうが。
それにしても讃岐地方・・・朝からすごい強風でした。モンスーン襲来の如く荒れ狂う辺り一面。ハンドルを握る手も汗ばむほどでした。周りに物も少ない山間では風もまともに向かってきます。
決して幻ではありません。木々を根元が折るほどのパワーを秘めたマシンガン級だからこそなせる荒業。
一瞬早くここを通っていたら足袋人の愛車・スーパーCARもろとも撃沈するところでした。
危ない危ない。
今日はこんなのが焼き上がりました。
近づくだけで妖艶な深紅のレザー・ビームを放つこの代物。(ない ない)
はい♪ 瓦家紋です。
大きさは直径9センチです。シャープな平面仕上げのこの家紋。今回は17個が屋根に取り付けられます。金焼き家紋も豪華でいいですがこのシンプルな【いぶし色】も存在感は抜群です。
いぶし瓦の需要が減ってはきているもののこだわりのあるお施主様はまだまだいます。その人たちのために足袋人は日々努力し頑張っているのです。
【和のスペシャリスト】への道程はまだまだ遠く・・・ほど遠く・・・先は長いのでした。

