丸亀市に夜間パトロール??行って来ました。
すると 一際目立つライトアップが目に飛び込んできました。
見事な石垣の上に立つ丸亀城天守閣。
四段階に積み重なる石垣は高さ日本一を誇り 扇の勾配でよく知られています。 400年の歴史を刻む今もなお 微塵たりとも色あせることはなく その頂上にある天守閣は堂々たる威厳に満ち溢れています。
数年前の地震で天守閣の鬼瓦が落下しました。
その際の修繕工事に呼ばれたのが 何を隠そう私 【足袋人】でした(^^)v
事前にテレビ局の取材が来るとの情報が入り いつもに増して綺麗な作業着を着て行ったのは言うまでもなく 普段は全然気にしないのに髪にムースまでつけていく気合の入りよう。結果的にはインタビューにはすべて市役所の方が対応し 足袋人はカメラに写ることさえなく終わりましたけど・・・(;^‐^A
ある意味記憶に残る仕事でした。
うっすら浮かぶ土塀の白壁が何とも妖艶です。この土塀の瓦葺きも足袋人作です。
古瓦を一度取り外して全て選別。その際どの部分から外したのか全てに番号を付け記録。使える瓦とそうでない瓦に分けてまた葺き戻す。大変な作業でしたが これが【重要文化財】の仕事なんだと知ることができ いい勉強になりました。
さて今日の現場ですが 地葺きが大体終わった現場に【チーム足袋人】 久々に集合して棟仕舞いに取り掛かりました。
よって
これでもかー!と言わんばかりの極太の木がいたる所に使用されています。
棟幅で水糸を張り 隅面戸を入れます。簡単に言ってしまいましたが 多少時間がかかります。それは・・・既製品では全然合わないからです。
丁寧に1枚1枚型を取ります。
そして 切る!!
この作業を地道にやるのでした。埃まみれになった足袋人に 残りの写真をとる余力はあるはずもなーい(≧▼≦)
(まだ目の中に入った瓦がゴロゴロします;)
あしからず・・・。
コメント
まさしく歴史に名を残すお仕事ですね。
連綿と繋がる日本の歴史・・・、大切な財産を後世に伝えるその一役を担われたことは尊敬に値します。次は何城かな?楽しみにしてま~す。
それにしても、いつの間にこれほどの地葺きを・・・。
恐るべし、チーム足袋人!!
時々、ブログ拝見させてもらってました。
夜遅くまでお仕事されててすごいですね。
昔ながらの家・建物に興味があり、やはり屋根は和風の瓦が一番ですね!
和風の瓦が増えるとより景観が良いものになっていくと思うので、これからも日本の美を守り続けていってください。
瓦人さん 現場同時進行で順調に進んでます。
仕事は段取りが勝負です!!
お城か・・・。
変なプレッシャーはやめましょう(^^;
サンタさん こんばんは。
名前と違って和風好きなんですね(^^)
屋根は和瓦が一番です。なんたって歴史がちがいます!!
サンタさんも瓦のほうが登りやすいでしょ(^0^)v