安全運転とは前見て上見て

日々の暑さにやられたか車の事故が相次いでます。しかも屋根への追突！
レスキュー足袋人に出動要請がかかります。

　（隅木損傷）

レッカー車が引っかけたそうです。
修理内容はもちろん隅木を入れ替えてとのこと。
口で言うのは簡単ですが何気におおごとです。母屋が見えるところまではメクらないと隅木がもちません。当てた方・・・ご愁傷様です。

　（破風損傷）

こちらはスレート屋さんが材料を出しすぎていて引っかけたとのこと。
でもこれって最初から瓦くずれてたんじゃない？って感じの屋根。
明らかに道路に越境しているこの屋根は大幅に野地をカットして葺き戻すことになりました。

みなさんも気をつけて運転しましょう（＾‐＾）

さて現場の方も追い込みに入ってます。

お施主様にまだか！まだか！と言われる度にまだや！まだや！言い逃れてましたが半月ぶりに戻ってきました。
朝から２号と３号が千枚を取り付けしに行ってたのをいざ確認！

　（丸～い屋根）

このお宅はお施主様ご自身の設計です。もちろん職業にしてる方です。
使用瓦から屋根のむくり具合まで打ち合わせを始めて構想１年。
やっとカタチになりつつあります。
『口は出すけど金は出さん！』とか言ってましたっけ（＾＾）；
『金を出さないなら口も出すな！』と切り返すのは勿論足袋人流（＾＾）v
軽い感じにしたいということだったので破風は落とさずに千枚の葺き足を伸ばして葺いてます。イメージだけ聞いてあとはある程度任せてもらってます。

　（３号作）

ちょっと変わった感じで面白いでしょ。仕事は反り屋根よりもムクリの方が難しいんです。
古い屋根を見てたらこんな感じの仕上げがよくあります。
いわゆる葺きっぱなしみたいな！
重厚な屋根が多い讃岐には数少ないソフトで軽快な屋根です。
棟積みは今月中に仕上げろと言われますが余裕のよしこちゃんなのでまた当分現場を空けることにします（＾＾ヾ

今日はこれから足袋人’sで食事会に行ってきます。
ホルモン食べながら日頃の労を労いまくってまいこちゃんしてきます（＾＾）/