今日は朝から倉庫内での作業でした。
静まる空間での作業は いたって地道ですが 段取りが大切なのです。
昨年から工事中のお寺で使用する再焼成の水板です。
順番通り仮並べをし高さと厚みの確認です。
間近で見ると破損程度が微妙ですが屋根が高いため地上から見る分にはまず問題ないでしょう。
雨仕舞いだけ要注意ですね。
地元・讃岐産の京の巻型鬼を使用します。
午後からはイヤ~な連絡で現場に呼び出しが。
強風で足場が激突したそうです・・・。
この差し替え工事は何気に困難なんです。
一枚一枚 合端(あいば)をしてビッチリ合わせているため簡単には抜けません。無理な力を加えるとドンドン次の瓦まで欠けてしまう超曲者。
『ふざけんなー!』
血管をピクピク震わせながらの修繕工事でした。
こういう場合の手間は足場屋に請求をおこします!
当然です!
注意が足らないからこんなことが起きるんです。
瓦はピースの組み合わせ。だから交換ができるという利点があります。
でもねぇ・・・足袋人は許さないよ~~~!割る場所が悪いっちゅうの!!