甍屋in京都 【棟積み段取り】 2014/4/14 現場日記 地伏せにほぼ一日を費やしいよいよ棟積みの開始です。 錘なしの糸弛みの線で隅棟のラインを決定。最も自然な線です。 上から見るとこんな感じです。 露盤から型板を取りその角に隅棟芯をもって行きます。焼きの具合で正六角形とは微妙に狂いがありますので最終の納まる形より導き出すことが大切です。6本の隅棟幅と露盤際の水平を慎重に決めていかないと最後の最後で泣きをみます。芯から隅鬼までの長さも計測し若干の違いはのし瓦を縮めることにしました。接点を同一の長さで納めることも美観を大きく左右する部分です。非常に繊細で集中力が嫌でも高まります。 この現場はギャラリーも多くその中にはこんな方々も・・・。 歌の通り寒さに弱いのか日向ぼっこの猫軍団。 餌付け中。 ちょうどこの時期は花見のHOTシーズンということもあって行く先々での春爛漫に観光客が足を止める姿もよく見かけました。やはり古都・京都と言われるだけあって讃岐に来る観光客の数とは比較になりません。 美しい。。。桜。