鰻の日 2014/7/29 現場日記, 本日の一品 本日は【土用の丑の日】です。 実は無類の鰻好きでもある足袋人。夏バテ防止も兼ねて一足お先に先週高知県で頂いてきました。 一尾付きの【まぶし丼】 行列に並ぶ羽目にあいましたが並ぶだけの価値ある一品でした♪最近聞いた情報では【土用餅】という風習もあるらしく今晩辺りはそのアンコロ餅を食べたいと思っています。皆様も夏バテにはお気をつけて。 さて。。。現場の方は以前雨漏り修理でお世話になったことのあるOB様宅。 一目でわかる豪邸です。 依頼内容は。。。 『一同~ 礼!』 みたいになってしまった降り鬼の修理でした。 降り棟の重みをまともに受けてしまうこの降り鬼。緊結が弱いとまさしくこんな感じに『丁寧なお辞儀』をしてしまいます。 裸銅線が見えていますね。 棟の重量により銅線が切れる場合・緩む場合・釘を打ち込んでいる施工では根元から抜ける可能性もありこの辺りは過去の経験より最適最善な留め方が求められます。 【甍屋】施工では緊結線は下地を一旦捲り隅木か垂木より線を出します。それにより切れる事を防ぐことができます。鬼瓦の竜頭でも引っ張りますが足元にも穴を空けて最低2点留め。急勾配や棟の段数によっては鬼瓦の正面に穴を空けて3点留めとします。この場合の注意点は勿論目立たないように留めること。 その一手間が屋根の寿命を長くします。