雨漏りの原因を探る 2014/8/17 現場日記 巷ではお盆休みの最終日。長い休みとサヨナラという事で憂鬱な方も多いと思います。ウチは日曜日ながら全員出勤し工事の遅れを少しだけ取り戻しました。建設業は身体を資本にし技術を売るお客様相手の商売です。相手ありきの仕事はおちおち休んでなんかもいれません。時代に淘汰されないようできる限りの日々努力です☆ さて・・・ 雨漏りしているというお宅へ訪問。 所謂トンネル箇所ですね。 自ら掃除したそうですが付近がコベコベ・ドロドロに。苦労のあとが伺えます。 そもそもこのトンネルの入れ方に問題があります。下から見えないからといって隅棟の幅より上に飛び出していたりしてはいけません。 この現場では全て割りのしをトンネルの土台にしていました。この土台の上に多少なり落ちる雨水の行方は・・・?!全て隅棟の中に浸入します。そう考えると土台になるトンネル瓦も基本は棟幅内で納めることとなります。仕事は色々な場面を想定し考える頭も大事ですね。長年の経験よりも早く沢山のことに気づいた職人の方が上手に施工できるということです。