今年初の遠征仕事は高知県高知市内。
新築現場でした。
引き通しで5分(15ミリ程度)のムクリ屋根。
一般的な住宅での遠征仕事はあまりありません。
当然地元の工事屋さんが沢山居るわけですから。
しかしながら住宅でもグレードが上がれば上がるほど当社の需要は高まってきます。
軒先は一文字軒瓦。
事前に合わせていた通りの順番で取り付けます。
袖瓦も同様に。
接する同士の瓦を行儀(ネジレ)を使い分けしながら寸分の狂い無く合わすのが合端(あいば)と言いますがこれができる職人が年々減ってきています。
香川県でもそんな職人が居るようで居ない現実。
把握しているだけで数人といったところでしょうか。
寸法切りしているだけの加工が多くこれは合端とは言えません。
時代に合わないと片付けられることもありますが技術的な部分は習得していて損はなく数は少ないですがそんな現場に対して数少ない職人で対応することもしばしばです。
棟積みは設計士さん好み?
厚のし3段ベタ積み・素丸納め。
県外といっても高知市内なら高速道路を使って一時間余り。
普通に行ける距離です。