此方は。。。
屋根葺き替え中の現場です。
現場前が直ぐに道路で駐車スペースがない。
こんな時は困りますよね~。
今回はそんなこともあって瓦剥ぎと同じように材料の大半をレッカーで吊って搬入しました。
レッカー代は余分にかかりますが運搬を人力ですると思えば結果的に安く上がります。
大切なのはズバリそこなんです。
目先の安さを追うのではなく結果的に最もリーズナブルになるのは何なのか?
レッカー代が余分に掛かかろうが3,000枚以上もの瓦・それに必要な副資材等をを手運びで運搬する労務費に比べれば大したものではありません。
それはお客様にとっては良い選択・賢い買い物になるのです。
材料(屋根材)の選択をする時も同じことが言えますね。
最もリーズナブルなのは何か?
これにはランニングコストを考慮する必要があり長い目で見て安く上がるもの。
メンテナンスが無いものを提供する必要があります。
屋根材は焼き物の瓦が良いことを知ってもらう為にこんな発信は続けていこうと思います。
この建物は築年数もかなり経過しており不陸(野地の暴れ)も凄かったです。
結構な地直しを要しました。
昨今は空葺き(からぶき)と言って瓦の下に土を入れない工法が主流。
下地が真っ直ぐに通っていることが美観を保つには重要となります。
そのまま施工すると瓦の高さもガタガタになりますので写真のように桟木(さんぎ)で調整し下地の高さを修正して施工する必要があります。