袖瓦の魅力

もう今日から3月突入。

月日の経過は早いものでして年を追うごとにそれは早く感じるものです。
聞けばそれが普通みたいですね。

10歳の子供の2ヶ月は120ヵ月分生きてきた分の2ヶ月。

50歳の成人の2ヶ月は600ヶ月分生きてきた分の2ヶ月。

あっという間と思っても仕方ないですね。
分母の違いがそうさせるようです。

久々に現場より。

軒と袖がぶつかる箇所。
一般的にスガルと呼ばれる部分です。

石持万十(こくもちまんじゅう)といって玉の部分が表面に丸く膨らむことなくフラットになっている形状の軒瓦をこの現場では採用しました。
ベタ万十とも呼ばれています。

それに合う袖瓦も勿論フラットな並袖(なみそで)です。

但し・・・

その並袖もこのスガル部分のみ。

他のケラバは違う袖瓦をチョイス。

事前に加工を施していた中付け刻み袖(なかづけきざみそで)がこの現場でようやく登場となりました。

グレードAの袖瓦。
通をうならせる加工技術を要しますが見た目の美しさは他の追随を許しません。

施工している当社が言うのもおかしいですが・・・
いや~ 本当に綺麗です。

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