寛保元年創業のお酢屋さんで屋根修理

その方と知り合ったのは30代の前半の時
もうかれこれ20年近くお付き合いさせてもらっている地元の先輩からの屋根修繕依頼でした
寛保元年(1741年)創業という老舗中の老舗【仁尾酢】で有名な中橋造酢さんです

高所作業が必要な時にスポットでお邪魔しております
今回依頼のあった建物は事務所からは少し離れたところにある倉庫の屋根修理

『煙突を目印に来てくれたらえーぞ』
なるほど
こりゃ分かりやすい


近代化とはかけ離れた伝統製法が一つの売りのようです
いい味 出してますよねぇ

『天井から光が入ってるんやけどあれって雨漏るんか?』『100%漏ります いや 既に漏ってますね』

『サクサクッと直しに登ってきますねぇ』

サク…

サク…

ついでにガラスが吹き飛んでなかった箇所も木材で蓋をしてルーフィング貼り
『サクサクじゃなくサクサクサクくらいで修理完了です』

『早っ!』

『こう見えても一応専門職なもんで(笑)』

普段はなかなか会うこともないのでお互いの近況報告がてら小1時間ほど談笑
知り合った頃はまだ若く少しばかり尖ってて眼光ギラギラな感じでしたが二人とも歳をとったもんです

『いつもありがとうな ちょっと待っとって』

毎度恒例のプレゼント付き工事です

定番のお酢と…

こっちは水で薄めて飲めるお酢
『毎回すいません お言葉に甘えていただきます』

持つべきものは友人知人に先輩後輩だと思いますがその中でも心を許せる数少ない方です
薄っぺらいうわべだけの人間関係も生活していく中では必ず存在しますが本当の信頼関係は会ってなくてもずっと継続できるものだと信じて疑いません

皆さんも心を許せる良い仲間を大切にしてくださいませ

ではでは。。。

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