雨漏り修理

今日は3班に分かれて現場へ。
オイシイ現場(笑)はみんなに任せて足袋人は雨漏り修繕現場。
ここでいう〝オイシイ〟はやり易い現場↗ であり 足袋人が行くのは〝ヤッカイ〟な現場↘ ということ。毎度のことです。
120704blog3-2.JPG (某寺院)
谷の銅板の劣化。ここで決まり!
のような気もしますが見落としてはいけないのがコチラ↓
120704blog3.JPG
縋る部分の軒先から流れ落ちる雨量も結構なモノ。
最終的に軒樋も取り付けますが降り棟と隅棟のトンネルも全バラ・下地直し・積み戻しの流れです。
当初はこの部分で修理終了の予定でしたが。。。
昨日の雨で他から雨漏りが発生してました;
120704blog11-2.JPG120704blog11.JPG ホホー。
わんりゃい怪しい所が満載。施工当初からの問題も多々ありますね。
修理仕事で重要なのはもちろん雨漏りを止めること。
いくら工事に入ったからと言っても雨漏りを止めなければ私らが呼ばれた意味がありません。
予定外なのでこの部分は申し訳ありませんが後日に持ち越しとなりました。
お昼休み中に曇天から一気に雨天へ☂
修理を諦め今度は現調へ。
120704blog-2.JPG 只今雨漏り中。
いつから漏ってのかはわからない?!そうですが。。。
こんなお宅。。。
まだまだあるんじゃないのかな。。。
120704blog-3.JPG 相当修理痕がありますが・・・
その中から発見!!120704blog.JPG
ここでも割れている瓦のみの差し替えではなく他の部位に目を向けなければなりません。
ズレたまま固められた状態。重なり不十分なところはやはり直さないといけません。
一枚一枚突き上げて行く方法もありますがここでは一回り大きい瓦をを持っていき納めようと考えています。表面に見える部分は現状と同じでも内部ではきちんと重なりを保てるこの修理法・・・
プロだからできる技!なのでしたー☆

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コメント

  1. ななし より:

    さすが手間かけますねー。

    そのひと手間が‘信頼’という財産に
    変わっていくんですね。

  2. ななしさん。

    私らが頂く代金を手間代と言いますよね。
    それは手間ひまかける仕事であって走る仕事ではないのです。