こちらは多度津町にある集合住宅の一軒。
「キッチンと玄関から水が垂れてきて困っとる」とお電話をいただき、さっそく調査にお伺いしました。

この集合住宅、実は全7棟のうち過去に3軒ほど当社で修理させてもらった経緯があります。 「あそこなら知っとるし、すぐ決まるかな」
正直、最初はそんな甘い考えも頭をよぎりました。
ところがどっこい、今回は大家さん指定の当社を含めて、なんと3社の相見積もりでした。
不動産屋さん経由の業者さんに、住人さんが探してきた業者さん。
まさに三つ巴です。
まあ、よくある話ではあります。
でもね、屋根の修理って図面があるわけじゃないんです。
「どこまで剥がして、どう直すか」で金額なんていくらでも変わってしまう世界です。安さだけで選ぶと、後でまた雨漏りして泣くのは住人さんです。
誰がどう判断するんやろか……と静かに見守っていた矢先、大家さんから「甍屋さん、頼むわ」と連絡が入りました。
めちゃくちゃ嬉しかったですねぇ。
金額の安さでなく、「ちゃんと直す」という内容を理解して選んでくれたんやなと。
職人冥利に尽きます。
早速、工程の合間を縫って現場へ駆けつけました。
まずは昔に漏ったことがあるという、和室の上の屋根から作業を開始します。
屋根の上の状態は、瓦の割れもズレも一切なし。
一見すると綺麗なもんです。
でも、室内にははっきりと雨漏りの跡があります。
迷わず、雨漏り位置より大きめの範囲で瓦を剥がしていきます。

瓦の下に張ってある古い下葺き材(防水シート)がボロボロで、どこから水が入ってもおかしくない状態でした。
ここからはスピード勝負。
丈夫で雨を通しにくい「改質アスファルトルーフィング」を、ドカンと二重に張り増していきます。
そして、外した瓦を戻す作業。
ここで私たちが絶対に妥協しない「地味なこだわり」があります。
それは、瓦の裏や重なり部分についた「埃や土」を、一枚一枚手作業で綺麗に落とすこと。

「そんなとこ、誰も見んやろ?」と思うかもしれません。
でも、隠れる部分に埃が溜まってると、そこが雨水を吸い上げて中に引き込んでしまうんですよね。せっかく防水シートを新品にしてもそれらが台無しになります。
だから、地道に、手で落とす。
職人の仕事って、8割はこういう「見えない手間の積み重ね」なんです。

1ヶ所目の和室上を終え、2ヶ所目の台所上へ。
上から見たら何ともない瓦も、剥いでみるとうっすらと雨水が通った筋が見えました。

ここで釘穴の周りにヒビが入っていた地瓦4枚を新品と交換。
最後に3ヶ所目の玄関上も同じように防水シートを張り増しして…

復旧完了です。
今回の3ヶ所、実はすべて同じ方角の屋根面でした。
反対側の屋根はビクともしていない。立地や風の吹き付け方ひとつで、傷み方はガラリと変わるもんです。
修理が終わってから何度かまとまった雨が降りましたが、「雨漏り、ぴたっと止まったよ!」と嬉しい報告をいただきました。
お客さんのホッとした顔を見るのが、結局一番の原動力ですね。
そういえば、この日の昼飯は現場近くのカレー屋さんへ。
二種あいがけカレーに焦がしチーズトッピング。 普段はおっさん臭い現場におりますが、このビジュアルには思わず写真をパシャリ(笑)。
やっぱり米をしっかり食べんと、屋根の上での踏ん張りは効きません!
【今回の施工まとめ】
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現場: 仲多度郡多度津町
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作業: セメント瓦屋根の平部からの雨漏り修理(葺き直しを三ヵ所)
※他のお宅で過去に行った瓦補修や漆喰工事の様子は 三豊市・観音寺市施工事例一覧でも詳しくご紹介しています。
屋根の「ちょっと気になる」、遠慮なく聞いてください。
実は、あんまり自分から言いひけらかすようなことではないんですが……。
私(足袋人)は過去に「全国技能グランプリ」で全国3位をいただいたことがあります。 一緒に現場を走ってくれているスタッフも「技能五輪」で全国2位。 香川県内でこの賞をいただいた職人は、後にも先にも私たち二人しかいません。
……でも、だからと言って威張りたいわけでも、大きな工事ばかりしたいわけでもないんです。
どれだけ立派な賞をもらっても、台風や大雨の夜に「うちの屋根、大丈夫かいな……」とお客さんを不安にさせてしまったら何の意味もない。私たちの技術は、あなたが家で安心して眠れるようになって初めて価値が出ます。
瓦1枚のズレでも、小さな谷の補修でも構いません。 「こんな小さなことで電話したら悪いかな?」なんて絶対に思わんといてくださいね。
日本トップクラスの技術を誇りに 一番誠実にお客様の家と向き合うことをお約束します。
気軽なセカンドオピニオンのような気持ちで、頼っていただければと思います。
甍屋(いらかや)は 三豊市をはじめ、高松市・丸亀市・観音寺市など、香川県全域で地元の屋根をお守りしている屋根屋です。
【お気軽にご相談ください】
・お電話で話したい方(私が直接出ます)
「ブログ見たんやけど、ちょっと屋根見てもらえます?」と言っていただければすぐ分かります。 営業マンではなく、現場を知り尽くした私が直接お話を聞くのでご安心ください。
※高所作業中はすぐに出られないことがありますが、確認次第必ず折り返します!
電話番号: 0875-56-2166
・写真でサクッと相談したい方(24時間受付)
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