葺き替え現場でのひとコマ

久しぶりに連チャンの雨。

21ilbd14.jpg   足袋人・・・実はカエルが苦手である;
私は事務所に腰を据えて 山積みの事務仕事ができるいい機会なんです。
晴れた日はもったいなくてなかなかできませんから。

瓦メーカーの相次ぐ瓦値上げにより 瓦代金の仕入額も修正していかないといけないし・・・反面 工事単価は下がる一方・・・どないせーっちゅうねん! 安く仕事を請けて その額でも仕事しまーすっていう職人探してきて・・・たぶん長くは続かないでしょうけど。
そんなんでいい家ができる訳もないのに。見方をかえればこういう時はチャンスなんですね。金額だけにとらわれず いつでも安定した施工力を発揮できれば必ずその組織は残るでしょう。我慢が続きます(^^);

mein.JPG  以前 葺き替えしたお宅の写真

この現場 香川県ではあまり使用されない立浪(tatunami)という鬼瓦を使っています。お施主様の希望だったのですが・・・
悲しいかな この立浪 足元の勾配が緩く作られているんですね。しかもこの屋根 勾配がきついときたー。(悩み所!)一応その旨をお施主様と建設会社の人に説明。しかーし あきらめるにはまだ早いです。どうぞ この足袋人めにお任せを♪

sumikara.JPG
よくみるとわかりますが 破風板(白い板)・千枚瓦・風切丸のラインと鬼瓦の足元の勾配が全然違います。
手順1 三つ組の鬼瓦を加工し 少しでも勾配をきつくする
手順2 残りの勾配の差を座布団(鬼の下にある豪華な台)を加工し逃げ切る
説明すると簡単ですが 技能と技術が必要です。
座布団の寸法分だけ小さい鬼瓦を注文してしまいそうですが 勾配あわせのために座布団を削る分だけは高さは下がってきます。よってその分だけ大きい鬼瓦が必要になります。この施工前の推測・読みが 経験による技能であり そしてそれを実践し 隙間なく納めるのが技術です。簡単そうに見えて瓦屋の仕事は奥が深いんです。

甍屋のこだわりの仕事をお昼休みに紹介しました(^^)V
 

コメント

  1. 新緑 より:

    足袋人さん・・・これだけ情熱を注げる仕事に出逢えて幸せですね
    これからも こだわりのお仕事 頑張ってください。
          足袋人3号さん 赤いタオル 似合ってますね★

  2. 新緑さん 日曜の朝からコメントありがとうございます。
    毎日やっている仕事ですから 情熱・こだわりがないとできません。
    これからもがんばります!!