今日も朝の内は雨にて現場を断念。
一向に減る気配のない見積もりを片っ端から仕上げていきます。
最近では受注率も低下しており半分決まればヨシ!って感じで金額だけしか見ていない人が後を絶たないのが原因のようです。【甍屋】も経営努力は当然していますが全然追いつきません。しかしながら最近では『屋根工事は甍屋で!』というような指名率もアップしている傾向があります。同じ金額なら地域でどこにも負けない技術力は持っているつもりでいますので後はそこでますます差をつける事を今後の課題にしたいと思います。
『目指すは地域1番店』 (^^)v
さてお昼前には雨も上がり現場へ行くことに。
2階の屋根工事も昨日で終了しました。
なんたって・・・
約7寸勾配。ちょっと緩めのお寺並みです。
讃岐らしい反り屋根であり これくらいはないと物足りないのも事実です。足腰には結構堪えますが・・・;
若い子にはいい経験で足袋人3号もこの工事でかなり勉強になっているはずです。若い屋根葺き職人を育てていくのには相当な苦労と忍耐力が必要ですがこれは絶対疎かに出来ない”足袋人”の仕事です。今まで何人にも仕事を教えその都度独立される結末;
全員が職長として残っていたらそれこそ今頃は【恐るべし甍屋】となっていた筈なんですがそううまい話はありません。みんなやる気があり決して悪いことではないのですが それが理由で未だに自分で瓦を葺いてる”足袋人”でした(--;
(実は現場好きなんですがね)
完成写真!!!
そして1階の工事に移動。
”足袋人”の必殺技ザ・手鏝が登場ということは・・・
コラー!むやみに伝家の宝刀を出すんじゃなーい!!
キミ達ねー そういう時はこうするんだよ!!!
この部分は上からの水がまともに流れてくる要注意の場所です。納め方をみんなで確認。(全員異議なし!)
帰る頃にはまた雨が・・・
気温も下がるし温かくしてあげました。
己に厳しく他人と瓦に優しい【チーム足袋人】でした
ホンマかいな?(^^)/
コメント
ナイスアングル!!発見しましたネ?
鬼の高さもツラツラいっぱいなんとかなりましたね~。
それにしても・・・「お寺」ですね。経の巻なら完璧お寺です(笑)
圧巻の「讃岐の家」・・・ここにも一軒!!
原寸図より3分下げで仕上がりです。鬼台で思ったより上がらずかなり焦りましたが・・・;
かろうじてって感じでした。降り棟と隅棟は予定通り。
『ここにも一軒』?まだ工事終わってませんよ++;