今日は以前施工した現場へ行ってきました。
手直し・・・ではありません。追加工事です。
三州産の陶器瓦を使用しています。
今年に入ってからの異常なまでの積雪に耐えかねたお施主様が 是非とも【雪止め瓦】を設置したいとのこと。讃岐では珍しい?工事となりました。
流れの長い面に2列入れました。1列目は軒桁上で2列目は中間の母屋が入ってる位置を狙って取り付けました。その部分で雪を止めるため加重もかかります。よって下に柱がある部分に雪止め瓦を施工するのが無難でしょう。
ちなみに隣家は軒先に網を張ってましたがあれはまずいです。雨の飛散も頭に入れて付けたのかも知れませんが屋根上の積雪で軒樋が壊れることは間違いないでしょう。お気の毒様です(≧-≦)
こちらでは小工事にもかかわらず休憩は室内に通されました。
そこはまだまだ新しさのある綺麗な癒しスペースでした。
日曜日なのに押しかけてしまって それが逆に気を遣っていただいたみたいで一同恐縮気味の一服となりました。
その後は昨日から入った現場に【足袋人’s】を残し 私は打ち合わせに行ってきました。
春以降に建つ現場ですが 他にない変わった仕様でしたいとの事。
色々なプランがでましたがあとはやっぱり予算次第という結論でした。決められた金額の中でどこまでできるか・・・。初めてのことならなるべく計画についていこうと思います。
『まずやってみる!』
これが”足袋人”のポリシーなんです。結果的に悪ければまたその時に考えようと決めています。
打ち合わせの合間に先々週に完成した現場の撮影に行ってきました。
万十軒に紐袖というよくある屋根ですが その中でもテーマは『シンプル』に・・・ということでした。色を加えようがない形状ですがそこは”足袋人”なりの考えで・・・。
この地域は必要以上に棟を高くする傾向がありますのであえて逆でいきました。
棟は段数を低く抑え鬼瓦は・・・
定番中の定番といえば『海津鬼』ですが”足袋人”はそのデザインがはっきり言って好きではありません。
そんな時出会ったのがその変形型『雅海津』です。
このデザインにも当然賛否両論はあると思います。
いい物は残しつつも新しい風は吹き込んでいきたいと常々思っています。
これからも色々なことに取り組んでいきますのでお楽しみに。
少し日は過ぎましたがお客様から思わぬプレゼントを頂きましたのでご紹介します。
シンプルながらもよく見ると瓦の形をしています。
いや~ これは年甲斐もなくかなり興奮しましたね。
見た瞬間にドキがムネムネしました v(^∇^)v
夏は肌の色がこのチョコレート色に染まるくらい頑張れってことと受け止め(そんなはずはないと思うが)いい励みになります。この場を借りてありがとうございました(^-^)
明日もやるぞー(^^)/
コメント
絶妙の高さへの合端・・・ありがとうございます。
雅海津もそのコンセプトをいかんなく発揮してくれていますね。
やっぱ、葺く人の感性って重要です!!
次は‘京’・・・超期待です(笑)
感性は重要です。
磨きをかけないといい仕事なんかできません。
『京』ですか!!
瓦人さん それはフライングです^^;