ここにいぶし瓦の屋根がまた一軒完成です。
一坪あたり53枚判が主流の昨今。讃岐地方は依然56枚判の人気があります。判が小さいほど当然枚数も増えますから多少ながら金額も高くなります。まぁホントごくわずかですがね。
この屋根は64判(ろくしばん)といってもう一回り小さい瓦で葺いています。
細かく葺いた方がはっきり言って綺麗です。
昨今は単価・単価!と安さを競うような屋根が多くなってきていますが拘りあるお施主様がいないわけではありません。
このお宅はなおかつ筋葺き(土を入れて葺くこと)。
一握りではありますがこういう方も極々稀にいらっしゃいます。
そんな方・・・いつでもお待ちしてます(^^)v
片付け・確認を済ませたその後は修理現場へ。
コーキング屋さんが丁寧なお仕事(^^);をされてるにもかかわらずガタガタです。
さすがにヌリヌリは上手ですが・・・
どこ直しとんじゃい(---♯)
これで100万円を越す工事らしいです。なんとも羨ましい限りのお仕事。
(詐欺じゃーーー)
足袋人に依頼がきたのは別の箇所でした。
雨水が全て室内へ・・・。
増築したお宅に多い納まりです。
壁際で谷を入れる計画でしたがどうあがいても身体が入らず断念。
結果・・・
手前の方に谷を作ってあげました。これでお掃除もバッチリできます。
ゆくゆくは葺き替えしたい願望もあるみたいだったので留め付けもビスでやってきました。これだとあとで瓦を外すときも簡単ですからね!
室内への灯りとり用に最初からこういう形状で作っています。そろそろヤバそうな年代モノでした。もう少しの間頑張ってもらいたい天窓瓦クンでした。
さて今日から9月に突入です。毎日が本当に早いです。
気分新たにまた明日からパリパリやります(^‐^)/