一文字掛瓦の魅力

現在施工中の現場の軒先部です。

dsc03473.JPG (見慣れない風景ですが・・・)

軒裏です。
通常75ミリの出寸法が多い中 棟梁との打ち合わせで軒先を多めに出そうということに。
広小舞(軒に打つ木)を低めにしてもらって90ミリも出しています。
カッチョイイです。

現在は玄関の施工に取り掛かっています。
メインのところなんで一番最後にとっておきたかったのですが訳あっていきなり突入してしまいました。例えていうならスープを飲む前にステーキを食べるといった感じですかね♪

dsc03461.JPGdsc03462.JPG (掛瓦完成)

軒が一文字なんで当然箕甲も一文字掛瓦です。
コイツ・・・めったにお目にかかれない代物です。なので職人仲間からは羨ましがられる納まりの一つなんです。足袋人は何気に6軒目ですが(^^)v
約2年ぶりの一文字掛瓦にワクワクしました。

dsc03463.JPGdsc03464.JPG (横から望む)

前面のフラットな仕上がりが非常に上品です。
みなさんもどうですか?イッチョ玄関に!
その際は足袋人’s指名でお願いします(^^);;;

いきなりメインをやる理由はこれ。
       ↓

dsc03471.JPGdsc03474.JPG (ややこしいな;)

谷と隅棟が接近しすぎていて仕事がどうにもやりにくい。その上ここに降り棟をつけろ!まで言われましたが流石にそれはお断りしました。刀根丸2本流せば充分です。
こんな訳で先に玄関だけをやっつける作戦にでました。もったいないとは思いつつも日に日にギャラリーが増えていくので見る側からするとこれで良かったかな(^^)/

明日から増員。かなり進む!・・・・・予定・・・・・。(希望)

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コメント

  1. 瓦人 より:

    お~~~、一文字のチリの影が最高にエモーショナルです☆
    そりゃ、ギャラリーも増えますって(笑)

  2. ブーツ より:

    一文字掛瓦・・・。綺麗です。上品です。流石決めてますね。

  3. 瓦人さん。

    一文字掛瓦・・・讃岐では70くらいのおばあちゃんでも知ってます。

    『ほー。ありゃ箕甲まで一文字やがな!!銭かかっとるのー!』

    そんな声が聞こえてきます。

    気が抜けません。

  4. ブーツさん。

    ありがとうございます。
    昨年はイベント屋になってしまい数々の非難をうけたので今年は現場で勝負します。
    やるときゃやるで~!
    一文字のように上品にいきます(^^);