今回の選択

世間は三連休ですが甍屋は交代出勤で応対しています。
進捗状況をみながら他業者さんに迷惑をかけないような仕事をしなければいけません。
屋根屋が遅れているから!とは言わせませんよ~!

さて。。。

棟積みの【のし勾配】ですが現場によって臨機応変に色々と試みています。

131013blog 〝全段5寸勾配〟仕上げ。

若干キツメに積み上げました。

仕様書に記されている訳でもなくこの辺は職人のお手々仕事の領域。
肌のしを積む場合は肌のしと割のしの部分で勾配をかえることが多いのですがこの現場ではあえて同勾配。
気をつけなければいけないことは目地をとっているのでそれが地上から見て同じ隙間に見えること。
ここがポイントとなります。

もちろん瓦の選別なしでは話になりません。

ひと手間かけること。
これが仕上がりの差となり自己満足となります(笑)

シェアする

フォローする

コメント

  1. ズバリ!その通り!!だと、私も思います。。
    この次元でのお手手勝負。。是非、ガイドラインの講習会でも、やって頂きたいですね。(笑)
    出来ない、諸先輩方への、配慮は無用です。。
    ここが、一番のネックですから・・・・(爆)

  2. お洒落な屋根さん☆

    耐震・耐風とは同じ土俵で比べられない文化の継承みたいな仕事なしでは職人の気質が下がります。もちろん飛ばないとか漏らないとかは言うまでもなく一歩踏み込んだ部分ですよね。
    変な競争ばかりやらずにウチは違う路線で行く決意をしています。
    少ない物件の中で生き甲斐と遣り甲斐を求め・・・(笑)