悩むところです

普段の仕事は勿論【甍屋】としての工事であり言葉を変えれば【私的】な工事といっても良いかもしれません。

今日はたまにある【公】の立場として現場に行ってきました。

140915blog (1) 太陽光設置屋根での雨漏り。

パネル設置直後から雨漏りが発生。施工者・施主様の間で少々のトラブルがあり第三者としての意見を求めたいとの内容でした。
そんな時に要請がかかるのが足袋人が保有している資格の一つでもある【屋根診断技士】です。
ちなみに技能資格・工事技士資格の両方を保有していないとこの診断技士にはなれません。
しかしながら屋根業界に属している人なら決して難しい訳でもなくその気になれば取れる資格であり県内にも複数名保有者が居ます。
【甍屋】ではスタッフにも取得させており有資格者としての的確な診断・アドバイスが現場でもできる体勢をとっております。

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一見して気になるのは写真にあるアンカー方式でのパネル設置。
この現場ではこの部位からの雨漏りは発見できませんでしたが桟瓦の谷部に穴を空けているのが屋根屋目線で気にならないはずがありません。
穴を空けている位置は雨水がまともに流れる位置でもあるのです。
メーカー指定だというこの施工法。
パネルにより雨水の量は軽減され棟際から流れる水量のみ。しかもボンドで止水処理済み。
言ってる事が理解できないことはないのですが・・・
ん~~どうなんでしょうねぇ?!
ボンド・・・半永久保障でしょうか?!
ボンドが切れた時の雨漏りは必至です。
その際のお客様への保証は推奨しているメーカー?それとも施工者?
どちらにせよ今後設置しようとしているお客様はよ~く考えてから施工法を決めるようお勧めします。
またそれらを正確に説明できる業者を選ぶことをお忘れなく。
ちなみに。。。
過去にこの工法でパネル設置を依頼されたこともありましたがウチは全てお断りしています。
小心者ですいません;;;

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