こちらはお寺の土塀葺き替え工事です。
幾つかあった塀の中でも最も長く最も高い位置にあった塀だけを熨斗瓦1段増しで納めました。ぱっと見て気づく人がどれだけ居るのかは分かりません。実際の屋根でも同じ考え方でいますが目の遠くなる部分にはそれなりの配慮をするよう心がけています。
寄棟屋根・入母屋屋根の鬼瓦を選択する際には又鬼・東鬼は隅鬼よりも絶対小さくならないこと。
勿論そう納まるような提案が当初よりそこにはあります。
話せば分かるこの理屈!という事です♪
この最長部の塀は真ん中で折れていましたので下地と同じように若干の九の字カーブを描き軒瓦を付けました。
緩急をつけるかの如く。
敷平瓦有りの場合はケラバ部分は同寸法の葺き足で登りますが今回敷平瓦は入れない!との指定だったためそれ用の施工にしています。
以下。。。
振り返ります。
棟の仕舞いは敷瓦を使っての端部処理。
あくまでも自然にスッキリと見せることを優先しました。
晴れて無事に完工☆
今月中という工期を頂いていましたが・・・
早く終わりすぎました(笑)
コメント
ナイスドローな絶妙のカーブです!!!!!
さり気なく納めて、非のうちどころのない各仕上げ・・・職人の真髄ですネ!
次回の芝刈りでは、そんな絶妙のドローでのティーショット、期待しております〜^_−☆
瓦人さん☆
本来なら敷平とともにもう一枚地伏せに平も欲しかったところですが…
ここは大人の事情です(笑)
ナイスドロー?!
反対から見ればナイスフェードなんやけどな(爆)