鬼瓦届いた！

現在工事中の箕甲施工状況です。

敷平・唐草・二の平・掛巴・面戸・刀根丸という流れで同箇所に六種類の瓦を使用することとなる贅沢な納まりなのがこの本掛け箕甲。
瓦屋根に拘る方が多いここ讃岐。
一昔前までは住宅の屋根でもよく見かけたものです。
今ではお寺さんの屋根くらいになってしまって寂しい限りです。
若手瓦葺き職人の中には未経験の人たちが大勢いる現実に尚一層伝えていかなくては思います。

　瓦に合わせて瓦繰り。

この辺は基本的な部分です。

この屋根は片入母屋となっており反対側とは納まりが違います。

　風切丸一列で高さ調整。

鬼瓦も届きました。　

鬢付きと言います。
まぁ　いいでしょう・・・指定ですので。
足袋人に選ぶ権利があるのならまず使いませんが。。。（笑）