装飾された立派な玄関鬼が落下
あるある！です
この降り鬼・・・
陸棟（ろくむね）から軒先に向かって流れる降り棟の重みを支えています
筋結線（きんけつせん）の太さは勿論のことかなり多く出していないといけません
それと共にどこからその線を出すのか？ということも重要です
野地に釘で打ち込むのが簡単で早いのですがこれは論外
必ず抜けるか朽ちるかが将来的に見えています
面倒でも野地の下にある垂木か隅木に筋結線を回す事が大切です
知らない施工者もかなり多くいるのが残念ですが教わった親方自体が知らなければ知る由もありません
この棟の重み・・・
相当ですから・・・
棟の一部を解体し下の桟瓦を撤去・野地も撤去しやっと筋結線を新たに出す事ができます
鬼の設置だけでも一日がかりでした
