第30回技能グランプリin神戸

瓦職人にとっての大イベント
『第30回 技能グランプリ』が神戸市内で開催され仲間の応援に行って来ました
足袋人が出たのが第21回大会
香川県からは実に18年ぶり2人目の選手となります
昨年にあった『全瓦連グランプリ』は非公式の内輪大会なのでこちらが紛れも無く本選
ここで結果を出す事が名誉であり後世に名が刻まれます
昨年の福岡大会に出てもらったのもこの本選で勝負をしてもらいたかったからなのです

他の競技も含めた香川県選手団の一員になれることの快感はなかなか人生で味わう機会もなく県代表という響きも含め意識が高くなります

普段から甍屋の仕事の助っ人に来てもらいながら少しずつ精神面・技術面共に鍛えてあげてきたのでかなり上位に食い込める自信を確信しながら応援にも熱が入りました
『落ち着け 慌てるな』
『よー頑張った!』
制限時間ギリギリで何とか完成しました
最後の掃除を含めもう少し手間を掛けたかった部分もありますが一発勝負の大舞台
緊張感の中やりきってくれたと思います

今日の午前中にあった結果発表で見事敢闘賞を頂きました
すぐに電話で報告があり凄く喜んでいる彼の姿が声で伝わってきました
年明けから二ヶ月に及んだ練習期間の苦労も吹き飛ぶ感動をありがとう
これから先はもう彼を叱ることも無いでしょう(笑)

そして。。。
こちらが今回のチャンピオン
見事優勝した白い地下足袋の熊本県代表選手
実は足袋人の修業先の弟弟子なのです
完成した架台を見た時からこれがいったな!と思ったので昨日の時点でお祝いの言葉をかけて帰ってきてました
今回二人の弟弟子が参加していましたがもう一人も敢闘賞に入りこちらも非常に嬉しい結果になりました

最後に記念撮影

活躍する土俵が縮小していると言われる瓦業界ではありますがそれに人生を賭けている熱い仲間達がまだまだ全国に大勢います
これからも瓦業界が盛り上がるように田舎・香川県からの発信は続きます

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