『蔵を見てもらえないか?』とのことで観音寺市内まで点検に行ってきました
蔵アルアルですね
ケラバの漆喰剥離です
そもそもこうなった原因は↓↓↓
『破損した平瓦から雨水が入り込み側面の漆喰を落下さす要因になった』
そんなところでしょうか
漆喰が落下した下屋根も↓↓↓
将来的に建物を存続さすかどうか未定とのお話でしたので今回はこの部分のみの修理で承りました
ここまで瓦を直しておけば後は左官仕事で仕舞いがつきます
現場のご近所の方が来てくれました
蔵の屋根は基本的に本葺き瓦で施工されている屋根が多く周囲を漆喰で仕上げているので建築知識に疎い方でも一見してそれと分かりやすいと思います
屋根勾配も比較的きつくしている為留め付け不良などの施工不備があると修理にも難儀します
維持管理が大変な建物と言えますがキチンと直す事によりこの先50年100年と十分使用し続けることは可能です
新築で蔵が建つこともなかなか無いので今ある蔵は残していってもらいたいと思います
ブランコの支柱で試しに懸垂をしてみたら5回が限界でした
子供の時は20回くらいできていたような気もしますがこれは幼少期に比べ腕力が落ちたのではなく自分の体重が重くなったせいだと理解しています