三豊市高瀬町の雨漏り修繕依頼現場です
まずは建物同士の間にある陸谷(ろくだに)の交換から元々は向かい合う軒瓦同士がほぼ密着状態
雨水の流れを改善する為と後々の清掃ができるように谷幅を広げました
そして本谷の交換
全て銅製からステンレス製に変更です
最後に八谷(はちだに)の交換 最近の住宅は谷の1本もつくっていない屋根が大半ですがその昔は一軒の御宅でも複数の谷が存在していました
こちらのお宅で合計7カ所
長さにして20m以上もありました
谷があるということは建物に出入りがあり凝った造りだとも言えます
外観デザインだけでいえば年を追うごとに随分とシンプルな方向へ流れていっているとなと感じます
生活スタイルの変化やその時代背景によって流行りだったり好まれるものは自然と変わっていって当然だと思いますしそれらを肯定することで浮足立つことなく向き合えると考えます