三豊市内で大きな屋根の瓦ズレ処置

本日の現場は三豊市内の某所より
写真の中央に見える影の部分が瓦にズレのある箇所です

途中でズレがあるからといって軒先までズレがあるわけでもなく。。。

今では寸法誤差もかなり少なくなった瓦ですが昔の瓦には大きいのもあれば小さいのも普通にあってそれを混ぜこぜで施工している屋根も存在しています

焼き物が故に寸法誤差は仕方ない

これがまかり通った時代って非常にゆるいですよねぇ
その考えでは今の時代は許してもらえません

大きい瓦に合わせて割り付けをしているものだから小さい瓦の上下左右には少なからずの隙間が施工当初からあります
『瓦の下に粘土(葺き土・ふきつち)を敷き詰めてうまく張り付けていた』という表現の方が一般の方には理解されやすいかもしれません

それはそれでやるのはとても難しいのですが。。。

この屋根は野地板がしっかりとしていたので要所要所で瓦の表面(山の部分)に穴を空けながらパッキン付きステンレスビスで下地目掛けて留めていく方法を選択
これでズレ防止を図ります

どれくらい留めたかというと。。。
黄色マーク箇所です       基本は2列飛ばしの登り方向10列×桁方向に16筋
あとはそれでもカバーできない部分をこまめに留め付け

全体で170箇所と少々といったところでしょうか

一旦通りを修正しておきそれ以上ズレ落ちないように一人が押さえ 相方が穴あけ・ビス留めをするという機械的な流れ作業で無事終了
1人で行ってたら果てしなく掛かった作業でしょうが今回は2人で行って正解でした
適材適所というヤツです

さてさて・・・
今日のランチは米を食べたかったので見るからに米な『焼きめし』をオーダー

毎回この他のおかずを注文しすぎてしまう癖がありますが今日はグッと我慢
やればできるんです
気合があれば。。。(笑)

ではでは。。。

シェアする

フォローする