2022年最後の現場はここにきてまさかの新築現場です
『聞いてないよぉ』
ってことはなかったものの…
上棟日は不確定
仕様も非常に曖昧
それ以上に悩ましいのが最初の見積が平成31年の年始のものだということです
平成31年は元号が途中で令和に変わった年であり丸4年近く経過しています
この4年間…
瓦を含めた材料・そして副資材・輸送費等々 何度値上がりがあったことか
4年前には本瓦葺きでお見積りしていましたが当社以外の工事でも大半の業者さんが値上がりしたことにより今回は簡略葺きで施工する方向にハンドルの切り替えです
お客様と仕様の打ち合わせを進める中 『ここだけは絶対踏まないでくださいね』のポイントの説明を受けました
石を覆うように茂ったコケ
『なるほど クッションみたいにフワフワなんですね』
『そうなんよ 押すと反発するくらい弾力あるんよ』
色々気を遣いますがマニュアルにはない現場での当たり前がここにあります
事前に聞いたことをスタッフに情報として伝達するのも日常業務
重々気をつけたいと思います
今年最後の現場作業は下葺き材貼りとなりました
下屋根に関してはまだ屋根仕舞いの途中につきできている箇所だけ貼ってきました
が…
その途中に見つけてしまった足袋人です
この基礎…
『石やん!!』
しかも…
『まだここまで屋根延びてくるやん』
昔ながらの石場建て
同時に小舞竹も発見
今の令和の時代に何ともプレミアムな物件に出会ってしまいました
足袋人 :『石場建てでよく通りましたね』
大工棟梁:『設計士からのOKがでたんよ』
お客様 :『いろいろなハウスメーカーさんにも話したけどどの会社さんも建てれるって』
この場で初めて耳にしたまさかの相見積もり物件
足袋人 :『親方 よく仕事決まりましたね』
大工棟梁:『まーねー』 (ここでぼる塾の田辺さんかよ!)
ちなみに当社の屋根工事も御使命につきありがたく単独での受注
お声がかかればもちろん士気も上がります
・石場建て
・土壁の家
いろいろと懐かしい匂いのする物件になりそうな予感です
本日をもって現場仕事は全て終了しましたがまだすることが山積みにつき明日も出勤します
ではでは。。。