本日午後の話ですが…
元請け屋根工事でお世話になったお客様宅から帰社中に一本の電話が入りました
『甍屋さん 無理を承知で電話をしています 屋根瓦がもう落ちそうなんです 大至急で何とかできませんか』
こちらの方…
先週に一度お会いして建物自体を今後どうしていくのかの相談をうけていました
直すのか
潰すのか
方向性も決まらぬまま数日が経過しての今日でした
『どうするのか決定していなので見積も作成していませんが…』
『構いません そんなこと言ってられない状況なんです』
『わかりました 何とかします』
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14:00過ぎの電話から1時間後の15:00にはお客様宅に到着
先週にお伺いした時よりも大変なことになっていました
軒樋をはるかに超えてしまった軒瓦
本当に今すぐ落下してもおかしくない状況は誰の目にも明らかでした
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いざ作業開始です
下見をしていたおかげで建物の大きさは把握できていました
到着後すぐに足場設置に取り掛かりまして…
17:00に足場組み終了
取り急ぎここまでやっておけば瓦が落下しても道路まで飛散したり通行人にあたることもありません
既存屋根を間近で見ましたが…
辛うじてそこに踏みとどまっている状態
ここまで軒瓦がずれてしまったということはもっと棟に近い部分でもずれているという事です棟瓦の真下はその重みもあって留まっているものの棟下2列目からは完全にアウトですね
例えばこの屋根が平屋であるとか…
落下しても自身の敷地内に落ち第三者へ迷惑をかけることのない屋根であれば簡易的に直すことも考えられます
しかしながらこの屋根のようになってしまったら残す選択肢は全面屋根葺き替え工事
若しくは解体工事となります
お客様には思い切りよく決断をしていただく必要があるのです
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一度手を付けた以上は延命作業を継続していくのが当社の役目
一番忙しいタイミングで難儀な役目を仰せつかりました
今日は本当に大慌てをしましたが基本的な方針は『安全第一 健康第一』
決して無理をすることなく落ち着いた精神で乗り切ろうと思います
ではまた明日です。。。