瓦葺き職人としての経験年数ですが。。。

2013年も気付けば早一カ月が過ぎこの間にも修繕依頼現場が入ってきています。
新築・屋根葺き替えを柱に現場をこなしつつ今年も間に混ぜ込みながら雨漏りをバッチリ止めていきますよー☆
130205blog-2.JPG130205blog-3.JPG (破風尻部)
千枚を流れる雨水が隅棟下に浸入。そして雨漏り。
ここを流れる雨水は引き通しで流すかもしくは妻側へ逃がすかのどちらかを選ばないといけません。誰に教わった訳ではありませんが足袋人が初めてこれにぶつかった時に選んだのが【駒落ち工法】でした。その後の経験を重ねるうちに一つの完成形に辿りつきまして今の足袋人’Sに伝えております。
130205blog.JPG (隅棟下水通し部)
こちらは否が応でも隅棟下を通過させなければいけません。
写真のように草等が詰まれば雨漏りの可能性も高くなることは目に見えています。
いかに雨水の流れを良くするか?!
地瓦・のし瓦等を利用して通称:トンネルを作っていますがこれを目一杯大きくする以外にありません。小さいからスグに詰まるのです。
色々と現場を見ているとここの納まりを間違えてやってる職人が多いのに気づきます。 トンネルの上側(棟頂部側)は隅棟幅より広くてはダメです。隅棟の幅内で納めるのが正解です。
お宅の屋根。。。大丈夫ですかー?!
経験豊富・施工実績が多いとかの甘ーい言葉に騙されることなく本当に理解できている事業所・職人さんを選んで下さいねー。 経験なんて長くやってりゃ勝手についてくるっちゅうの!
そんな足袋人ももうすぐ20年(笑)

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