今回の静岡の本来の目的はこちらでした。
第29回技能グランプリ見学です。
足袋人が県内の瓦葺き選手として初めて出場したのが平成13年の第21回大会。
早いものでもう16年が経ちました。
依然として後に続くものが未だ出ずじまい。
その間に県内の青年部を立ち上げ若手技能者との風通しをよくしながら育成も少なからずやってきたつもりではいます。
生で見て会場の臨場感を味わってもらい同世代技能者の心意気・瓦にかける情熱をリアルに感じてもらって是非是非奮い立っていただきたいものです。
歳を重ねると変な(無駄な)プライドを背負いますので早い方が良いのは必然でありこの経験にマイナス要素はありません。
もちろん練習期間に費やす時間やそれにかかる費用の問題もありそれをクリアにするプラス思考が無いと前には進めませんが自身が出て思うのはやはり良かったなと。
それしか言えないのです。
順位がつくことを嫌う人もいます。
でもそれでいいのです。
競技会ですので。
負けることを恐れるのは自然な感情です。
全国に目を向けた時に自分自身がどの立ち位置なのかを知るには。。。
出場する以外にはないのですから。
瓦葺き以外の他の職種の方々も意地をかけた戦いを繰り広げていました。
(家具屋さん)
(石屋さん)
そして驚くほど大人数が出場していた大工さん。
若手・中堅・ベテランが一同に結集し技を競う大会。
素敵だと思いませんか?