夜中に大きな地震があり目が覚めました
正確には地震アラート音で飛び起きたって感じです
日中ならまだしも夜中に突然襲い掛かる天災は恐怖以外の何物でもなく逃げ遅れるなって毎回思ってしまいます
日頃からの心構えの重要性を思い知らされますね
家屋のメンテナンスにも同じようなことが言えます
往々にしておおごとになってからのご依頼がその大半を占めているのが現実
早め早めの対策が大切ですよとこの場を借りてお伝えしておきます
さて。。。
こちらは三豊市高瀬町の雨漏り修繕依頼現場です
立派な門をくぐると左手に納屋があり正面には広い庭があり少し距離を置いてドンと御母屋が出迎えてくれます
今回は御母屋の裏側にある離れの屋根が我々の土俵
本谷と陸谷の入れ替えとなりますが屋根が入り組んでいる上に本瓦葺き面もあって着工前から大変なのはわかってました
まずは大騒ぎ必至の既存解体からスタート
かなり雨漏りをしていますね続いて垂木の補強しながら下地作りです
ここまでの道のりがとても長かった。。。
その後は下葺き材施工・ステンレス谷設置・瓦復旧へと続きます
葺き戻しが終わってから放水検査で最終チェック
綺麗に流れてます
無事に全て完成です
元々は屋根が重なり合った構造で谷の位置も確認できないような状態でしたが下地で持ち上げて完全に谷板が表に出る屋根に作りかえました
こうすることで谷の清掃も容易になりますし谷幅を大きく広く取ったことで雨水も流れやすくなります
最初に御見積書を提出した際に『こんなに修理費がかかるんですか?』と驚かれていたお施主様でしたが修理計画内容の説明と施工写真を最後に確認してもらったところ大いに納得していただけました
一口に雨漏り修理と言っても1日程度の作業で終わるものから今回のように1週間近くの時間を要する現場もあり全てはその難易度で料金差が発生しているのでした
こんな現場がまだまだ先に控えています