こちらは高松市内の新築現場です
裏面は外部ネットに覆われ正面側も隣家が接近していて全貌が写せないのはたまにきず
何気に。。。
今年2022年お初の新築現場でした
ケラバ箇所は袖瓦を使用せず桟瓦の葺きっぱなし
それに合わせて軒先も同じく桟瓦納め
軒裏にできる隙間は専用の瓦製面戸で隠しています
大きめのサイズで作られている為 全数加工が必要です
今回の現場では鼻隠しと破風板を板金で包んだため軒先面戸との色合いが非常に近くほぼ分からないのが残念です
パッと見ではいぶし瓦に見えるかもしれませんがこちらは【銀古美-ぎんふるび-】という名称の少々マット系な色の瓦となります 
いかがでしょうか
棟にも鬼瓦を設置せず極めてシンプルな仕上がり
決して万人に受け入れらるわけではなく通好みといった方が良いのかも知れませんね
軒先とケラバは専用の役物をしていないので雨仕舞いを考慮し出寸法は大きめ（90㎜内外）に設定しました
こんな感じに無事屋根工事完成です
まだまだ目新しい屋根仕様ながら全国的に視野を広げれば同様の施工物件も増えつつありこれがこの先標準化するかどうかはお客様の感性次第でしょう
ともあれ。。。
和瓦の新築物件は目減りが激しいのでこういった仕事は本当にありがたい限りです
