こちらは三豊市高瀬町内の屋根修繕依頼現場です
既存屋根の状態は↓↓↓
棟から雑草発生中
築20年くらいでしょうか
お客様:『格好悪いやろ ウチの屋根くらいやで こんな○×○×○×○×…』
お会いした瞬間から機嫌の悪さが伝わってきました
足袋人:『こちらだけはなくたまに見かける現象ですよ』
お客様:『いーや ウチだけや』
足袋人:『施工した瓦屋さんに相談してみては?』
お客様:『いーや あんたのところで直す』
ご機嫌斜めながら…
業務依頼だけは頂戴しました
(ありがとうございます)
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まずは周辺の解体から着工
現在は南蛮漆喰を使用した棟積みが当たり前ですが…
当時の主流は粘土オンリー
雨水が廻ればそこから雑草が自生するのは避けられません
こういった寄棟屋根(よせむねやね)の場合 雨水が入らないように隅棟のノシ瓦を先行して積み上げるのが業界の常識ですがこの屋根は残念ながら違ってました
ノシ瓦を補充をしながら隅棟を仕上げまして…
その後に陸棟(ろくむね)のノシ瓦積みを開始
粘土が一概に悪いとは言いません
その置き方(量と幅)に問題があることが多いです
これで完成と言いたいところながら…
まだ下屋根工事が残っているのでした
ではでは。。。