こちらは三豊市内の雨漏り修繕依頼現場です
このお宅…
最初の現場調査からなんと一年後の修理となります
通常の現場であればもちろんそんなことは起きることもなくもっとスムーズに進められたわけですが…
某建設業者さんの御実家でありそれが故に遅延が発生したのでした
それぞれの業種に顔見知りがおり分離発注をしたものだから周りはお手上げ状態に
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足袋人:『うちはいいですからそちらで仕舞してください』
板金屋さん:『いやいや うちこそおりるんで甍屋さんで是非どうぞ』
足袋人:『そういうわけにはいかんでしょ 樋工事でどうせ来るんですよね 是非そちらで』
板金屋さん:『じゃあ やはりタイミングを合わせて一緒にやりますか』
そのタイミングをあわせるのに一年もかかったわけです
音頭を取る会社を一社に絞らないとこういうことも起きるんだよという例みたいな現場になってしまいました
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雨漏り状態はというと…
サッシ下の壁際からでした
お客様曰く…
『建てた当時から漏っていた』とのことですが…
そんなのは見ればわかります
水切ノシとサッシの高さが同じだと普通に雨漏りをしますから
完全に建てた業者さんのミスですね
テープまみれのシート養生からその苦しみが伝わってきます
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ここから当社の出番です
既存瓦を撤去します
清掃をして板金下地を作製
壁際まで瓦を施工すると水切の施工ができないためここだけの苦肉の策です
合板を貼り改質アスファルトルーフィングを二重貼り
合板の土台で屋根勾配を若干変えサッシの下まで板金が入るように細工をしました
あとは板金屋さんがこれを見て上手く仕上げてくれることを期待します
これだけの作業で一年も待たないといけないのか?
と思われるかもしれませんが頭(仕切り役)が居ないからこうなるのです
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そういえば…
当社が修理に訪問中に左官さんも来ていました
おそらくここも直接声がけをしたのかと…
業務依頼をする時は顔見知りの業者を片っ端から呼ぶのではなくできるだけ一社に決めるようによろしくお願いいたします
ではでは。。。