まずは昨夜の宴より。
ご覧の通りまさしく『エビちゃんデー』。巨大エビちゃんを美味しく頂いてきました。
締めのチョイスは連日の『茶そば』です。
昼は『うどん』に夜は『そば』。
メン喰い王座選手権に”足袋人”も念願のエントリーとなりました。
(そんなもんないない ^∇^ )
前向きな話ができた いい会合でした。
さて本日は・・・
朝から生憎の雨につき悲しくも現場はストップ。
しかしながら【足袋人’s】には昨日からの続きが・・・。そう!合端!!
(あいばと読みます)
合端とは・・・
瓦のネジレを電動切断機等で修正しながら正しい寸法での寸法切り・次に葺かれる瓦の納まりをも考慮しながら隙間なく瓦同士を切る作業のことを言います。
それはまるで一枚の板状の如く 瓦同士が吸い付くように仕上がっていきます。
近年据付型の電動機械で全ての瓦を同じようにカットされる職人(?)がほとんどです。残念ながらそんなの技術でも何でもありません。そんな機械ならアルバイトの未経験者でも使えます。ネジレのある焼き物である瓦を 機械で全て同じように切って ピッタリ合うわけがありません。一枚一枚にそれぞれのクセがあり それを組み合わせていくのが職人の仕事です。
【足袋人’s】はこの手仕事にこだわり続けます。
こういう仕事があると知ってしまった以上 妥協ができるわけもなく・・・。
「知らない方がお前にとってはもしかして幸せだったのかも?・・・」
これは京都の師匠のお言葉です。
確かに本物を知らずに見真似的な仕事をやっていた方が気楽だったかもしれません。でも敢えてそれを私たち弟子に教えた師匠の気持ちも察します。地元に帰っても 決して恥ずかしくない屋根を残し続けるのが【京都甍技塾】出身者の宿命であり それが瓦葺き職人の美学だと思います。
この合端仕事は仕上がりが全然違ってきます。これからも守り続けていきたい仕事の一つであることは間違いないでしょう。
こちらは合間に行った打ち合わせの模様です。
通常のいぶし色と茶系色を片手に 先方を待ってる時のひとコマです。
ドキドキします。(ウソです)
今後の現場にこのタイル状の瓦を使用して ちょっと遊んでみようかなとの想いから”足袋人”の熱弁70分は幕開けです。それとなく実現にむけた舞台ができたような・・・。しかし今回はまだ序章に過ぎず これからの設計活動は今からが本番だと思います。
弛まぬ努力をするのみです。(頑張ります!)
連日の宴により 施工写真等がたまってきておりますが小出しでいきたいと思います。全部書いてたらブログというより冬休みの宿題なみの作文になってしまいそうなのであしからず(^^);
明日は3連休の中日ですが晴れたら現場に行く予定です。
もぅ 雨は勘弁して~ (--)/
コメント
この袖の合端も見たかったです。
鍛錬の成果を注ぎ込まれて、瓦達も嬉しそうですね♪
合端台の前にピタ付けのストーブが、寒さを物語ってますね(笑)
古色瓦の遊び・・・非常に楽しみなような(笑)
リアルエビちゃんと、一緒にエビを食べてみたい瓦人です。
冬場の倉庫内は外でいるのとかわりません。
ストーブは必需品です。
古色の味わいを楽しんでもらえる方はほんの一握りですがそこは提案で何とか実現したいと思います。
リアルエビちゃん・・・いいですねー。
食事会あるなら現場休みます^^;