2008/3/24 月曜日

松山遠征第2話【競技の模様・・・】

category: 本日の一品, その他 — 足袋人(たびびと)

全瓦連グランプリに行った割にはブログでそのことにあまり触れていない!とご指摘がありました(ーー;)

今回の会場の風景はこんな感じでした。

dsc05209.JPG (もちろん室内です)

競技終了後に結果発表がありますが その数時間の間に間近で見学可能になります。その間は参加者にとって非常に勉強になる時間でもあります。”足袋人”の師匠でもあります現代の名工・卓越技能士徳舛 敏成 先生】から寸評をいただけるからなんです。一つ一つの架台屋根を見ながらこと細かく説明していきます。一同金魚のフン状態でその流れについていきながら話を聞きます。私たちにとっては恒例の光景となっています。

dsc05230.JPG (こんな感じです)

ちなみに師匠の左で心なしか硬く見える男は この大会に出場した広島県の小林君であります。彼は”足袋人”の弟弟子。つまり師匠の愛弟子でもあるわけなんです。師匠の前ではみんな弟子たちはこんな感じになってしまいます(^^);やはりいつまでたっても師匠は偉大な存在であり 葺いた屋根を間近で見られるとなると恐くてガチガチになってしまいます。
小林君・・・痛いほど気持ちがわかるぞ~!!

さて・・・実はあまり写真がありません。

初日は主にみんなと談笑。
二日目はちゃんと見学するぞーと意気込んでいましたが・・・。

土曜の深夜 親方の【中嶋 氏】(前述)と飲みに出てた”足袋人”でしたが 別れた後に仲間達10人ほどと合流。街を歩いていると以前”足袋人”がお世話になった広島県の河合親方と兵庫県の大原親方とバッタリ。両人ともこれまた久し振りの再会だったため再び連行されてしまいました。

dsc05201.JPG (とんこつラーメン)

飲んだ後はやっぱりこれでしょ!てな訳です。ここでもチビチビやりながらホテルに戻ったのは3:00過ぎ。まだまだ終わりません。部屋でも仲間とチビチビ。
足袋人”完全にグロッキーです。

翌朝・・・
ん?!足が立たない!しかも頭が割れそうだ!なんか出そうやし(-∀-)

なんとかホテルから引きずりだしてもらったものの・・・

dsc05244.JPG (ノックアウト状態です)

3号に撮影を託し嗚咽との格闘が始まります。”足袋人”の意識が完全に戻ったのは15:30。
帰りの高速道路上でした。

いや~面目ないっすね\(^^;)

毎度毎度深酒にやられる”足袋人”の宴ツアー?でした(^^)/

松山遠征【親方との宴 編】

category: 本日の一品, その他 — 足袋人(たびびと)

金曜日のブログにも書いたように昨日から松山に出張でした。

dsc05180.JPG (約1時間の道のり)

高速道路のおかげで早いものです。
今回の目的は瓦葺きの競技会の見学だったため2号・3号も同行させました。

dsc05243.JPG (全瓦連グランプリ2008)

現在第24回まで行なわれている【技能グランプリ】がここ数年2年に1回となり その空いた1年を全瓦連主催の競技会で補っています。本大会だと約10時間の競技時間ですがこの大会は6~7時間設定の小大会です。
(私が出場した第21回の本大会は10時間30分でした)
香川県から誰も名乗りをあげなかった場合に限り”足袋人”は出場する気持ちでいました。今回は1名出場する選手が見つかったので難を(?)逃れました(^^);
他県と比較しても技能向上にあまり前向きでない香川県にとっては明るいニュースです。
(どうせ出るなら足袋人は本大会の方がいいしネ♪)

今の時期【甍屋】の現場は非常に多忙であったのにもかかわらず見学に行ったのは訳があります。数年後の【技能グランプリ】に3号を送り込むための雰囲気慣らしという理由がありました。かなりな熱視線で見学していた3号がポツリ・・・
『ボクでもできそうです!』
(おお!!その前向きさがいいね!!!)

足袋人”は見学はそこそこにしてもっぱら旧友・諸先輩方との談笑です。こういう大会には必ず全国の【瓦バカ】(失礼;)が集結します。懐かしい顔ぶれがあちこちにありました。
群馬県の兄弟子(株式会社 小林慶太郎工舎 代表取締役 小林 剛士君)とは実に13年ぶりの再会です。100人はくだらない全国に散らばっている兄弟弟子の中でも彼とはお寺の工事を約半年間一緒にさせていただきましたので非常に仲が良く 今回の偶然の再会には感動しました。

ちなみに”足袋人”はこの業界に入ってから4人の親方につきました。
それ以外にスポットでご指導いただいた親方が数人います。そして親方ではなく師匠というべき方が1名。色々な方の下で数々のことを学びました。今”足袋人”がこうしてこの業界で何とかやっていられるのもこの方々との出会いなくしては語れません。

そして地方に行くとまた新たな出会いがあり どんどんネットワークが広がっていきます。”足袋人”と入れ違いで修行先に入った弟弟子達ともこういうところで仲良くなっていきます。

話疲れてきた頃に大会1日目も終了し夜の宴に突入します。

dsc05183.JPG (居酒屋 なが坂)

雰囲気につられてここを選びました。

dsc05184.JPGdsc05186.JPGdsc05187.JPG

夜は長いのでまずは”足袋人’s”のみでの晩餐会です。
ここのおすすめは【地鶏のちゃんこ鍋】です。

dsc05189.JPGdsc05193.JPGdsc05195.JPG

ずばり!美味かったです(^‐^)b

そして・・・どんちゃん騒ぎの最中に1本の電話が!

私が1番長く下に仕えさせていただいた親方からの呼び出しでした。
その人の名は【中嶋 勝 氏】。
現在京都の【株式会社 大佛】で当時と変わらず第一線でご活躍されています。【大佛】と言えば業界では泣く子黙る文化財を得意とする一線級の組織です。もちろん速攻でお迎えに行きました。
行った先にはその【大佛】の社長も同席しており ご一緒させていただきました。

dsc05198.JPG (記念撮影~♪)

右の方が大佛の北嶋社長。左側が中嶋さん。そして真ん中が私です。文化財工事のあり方から始まりいろいろ講義をしていただきました。中嶋さんが私に気を遣ってセッティングしてくれたみたいです。大変勉強になりました。大佛が四国で請けた工事には無償でお手伝いさせていただきます。(有償がいいけど ^0^;)

現在中嶋さんは文化財である塀の屋根工事をしているとのこと。長さは100メートルをゆうに超えるそうです。それが終わると次は【東本願寺】に入るそうです。
いいな~。うらやましいな~。
手掛ける工事の大半が文化財。責任は重くとも全てが歴史的な仕事です。
もちろん今の”足袋人”ではその地位につくどころの問題ではなくまだまだ学ぶべきことばかり。立場的に修行に出ることは今さら出来るはずもなくこのぶつけようのない感情はこれからの世代に託します。技術を身につけることはお金で買えません。若い時代にもっと修行にでるべきです。私の持論に【親方は超えられない】というのがあります。一人から学ぶことには限界があり 沢山の方(しかも一線級)の方につかないと絶対伸びません。これは経験年数とは全く別の問題であり そこそこの人に何年ついたところでそこそこはそこそこのままなんです。生半可な勉強しかしてない連中がはびこる地域だからこそ”足袋人’s”の実力で通用するんです。
仕事が上達する方法は眼力を養うことなんです。上手いか下手かも判断できない建設会社がたくさんありますがそういう会社はハナから相手にしていません。デザイン性だけで勝負している会社は長く続かないでしょう。

本物】を目指してこれからも努力するのみです(^^)/
 

足袋人レター by 甍屋 甍飾人の想い