奈良の瓦

以前施工した現場ですがここを設計施工した工務店・・・雑誌でも特集されるほどで数年先までお客様がまだかまだかと待ちの状態らしいです。うらやましい限りですね。卓越した技術を伝承していくスタンスに惚れた 全国の若い大工さんがここで修行して地元に帰っていくそうです。この現場も広島県と九州から修行に来ていた若い方が現場を任されおりお話を聞くことができました。
屋根の方は道路側だけが瓦葺きで棟の反対側はガルバニウム。正直もっと瓦の出番を多くしてもらいたい感はありますが何ぶんスポットで入った現場ですから多くは語れません。このお宅はある屋根工事業者の方と親戚筋にあたり足袋人はそこからの依頼で現場を任されました。

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奈良産64判いぶし瓦です。(指定) 足袋人も初顔合わせの瓦です。
とにかく硬い。一文字の擦りあわせもヨイショがいりました。

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普段使用している淡路瓦とはまた違った表情なのです。古来の瓦の風情を残すこのワビサビ感が何とも言えないですね。若干小さめの64判。これも拘りの選択みたいです。
一軒の屋根で色々と考えさせられます。