鏝(こて)を使い分ける

当社がやっている修繕仕事の中でも結構な割合であるのがこの仕事

面戸漆喰の塗り直しです
数種類の鏝(こて)を使い分けながら根気のいる作業の一つ

香川県でも当社がある西の方ではこの位置に瓦を施工する会社が多いのでこういった修理が発生する事もあまりないのですが面戸瓦を使用せず粘土で土台を作り表面だけを薄っぺらく塗ったそれではやはり耐久性に乏しくいずれ劣化し崩れ落ちます

簡易修理にも二通りあります

①:面戸瓦を削り合わせて棟を解体することなく後付けで施工する
②:剥がれた部分を奥まで綺麗に削り取り新たに漆喰を塗り直す

簡易とはいえ①の修理には熟練した技術がないと無理となりその分金額も高くなります

今回は②を選んでいただきました漆喰を分厚く塗る為にも奥の奥まで削り取ります

分厚く塗るといっても棟瓦の表面まで塗っては駄目です
最低1寸(3センチ)以上は瓦の内側で納めないとまた雨に打たれ落ちることになります 

きちんとした修理をしようと思えば既存漆喰を落とすのにも塗り直すのにも結構な時間を要する修理となりこの現場で塗り直し箇所が150余り
一週間コースの作業でした

こんな修理を発生させない為にも皆様には最初から隅面戸瓦(すみめんどがわら)を施工することをお勧めします