2008/9/29 月曜日

始国 はちはち祭り

category: イベント, 新作瓦, 現場日記 — 足袋人(たびびと)

台風の影響で本日はまとまった雨の予報。
ということで朝イチから段取りを変更して 現在工事中の現場の安全確認(タワーをばらします)・シート養生班・修理班・そしてギリギリまで頑張るルーフィング貼り班と一斉に散らばっての作業でした。
半日で8軒回ったところでどしゃ降り。
何とかきりのいいところまでできました。

足袋人は修理と養生に行って来ました。

dsc00211.JPGdsc00213.JPG (釉薬瓦)

朽ちた鉄釘は38年選手だそうです。この時代は瓦を留めつけるのに鉄釘を使用する職人がいたんですかね。まぁ いたからこうなったんですけど。全体に雨漏りもあるのでこの期に葺き替えとなりそうです。雨で滑るためかなり危険な思いをしましたが結果オーライ。

dsc00220.JPG (飛ぶなよー!)

足場がないと危険でできない!と延期していた現場ですがとりあえず養生してきました。
この高さ・・・落ちたら痛いやろな。それで済んだらいいけどね。

dsc00226.JPG (差し替え)

まだ塗装して間もない感じ。まさか割ったのは・・・?
(色々想像してすいません)

さて

昨日は”始国 はちはち祭り”に参加してきました。

はちはち・・・当然札所が思い浮かびますがこの言葉には深く意するものがあります。
8を横にすれば・・・∞(無限大)になるんです!

無限大のワクワクがここ四国から発信!幸せの無限ループでみんなが繋がる!

そんなコンセプトとともにいざ開幕です。

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会場は高松市の中心部に位置するその名も中央公園!(まんまです)
周辺はビルディングに囲まれながらも市民の憩いの場として昔からよくイベントなどに使用されています。

dsc00165.JPG (てらきちの書)

この方が発起人であります。
仲間の為ならということで今回足袋人も一肌脱いだのでありました。

メインステージでは朝からド派手なパフォーマンスが繰りひろげられました。

dsc00174.JPGdsc00196.JPG (見たことあるような・・・)

♪長い夜♪を熱唱しながらボール蹴ったりして まさか本人じゃないよな?

そしてうちのブースです。

dsc00153.JPG (狭っ!)

矢沢を意識したこの燃えるような赤に足袋人の熱いソウルを感じて下さい。

今回はてらきちからの要望で初めてお客さん参加型の体験コーナーを設けました。フットワークのいい瓦メーカーの兄さんも応援に呼んでドキドキしながらも楽しみながらやってきました。
よって持ち込みの瓦オブジェもほどほどに。
記念すべき第1号の体験者はこちらの方でした。
     ↓↓

dsc00170.JPG (徳島県在住の兄さん)

ご本人とお子様の名前をホリホリ。
その後も人の波が人を呼びます。

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皆さん それぞれその日の想い出・恩師への贈る言葉・お子様の手型など思い思いに粘土に刻んでいただきました。その笑顔を見てるだけで今回このイベントに賛同したことの充実感に溢れ疲労感もどこへやら。

dsc00202.JPGdsc00207.JPG (エンディング)

夜の寒さも吹き飛ぶ最後まで冷めない熱気は感動もの。

みんな ありがとう。

2008/9/25 木曜日

陽当たり良好

category: 新作瓦 — 足袋人(たびびと)

先日一本の電話がありました。
甍屋参加のイベントに来てくれた方から ある瓦に興味を持ったとの連絡でした。質問に返答していたのですが内容が面白そうだったので自宅訪問することに。

dsc09502.JPG (そこは豪邸)

某大手建設会社の重役さんのご自宅でした。
何気に敷瓦を使用しているではありませんか。お目が高い!

玄関先に置かれているブツが今回の主役。

dsc09503.JPGdsc09505.JPG (瓦の粒)

瓦の釘穴を開けるときにできるこの粒々たち。
業界では【目くそ】と呼ばれあまり注目されなかったこの代物たちにもやっと陽のあたる場所が見つかりました。

今回ここのご令嬢様(小学生)の夏休みの自由研究の題材に採りあげられ その説明を兼ねての足袋人への連絡だったわけです。すでに学校には提出済みであり一大ムーブメントを起こしているとかいないとか。

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あまりにもすくすく育つ植物もさることながら この瓦の持つ神秘性・質感・風合いその全てが現代的モダンアートでありエコの時代にもマッチした優れもの。

『次の機会にでも2トンに1車段取りしましょうか?』

『少し多いかしら?1トンでいいわ!』

そんな会話が出るのもそう遠い話ではないかも知れませんね。

昔からあるモノでまだまだ隠れた名品あるかもよ。

dsc09511.JPG (番犬手懐け成功)

写真も見方で雰囲気が変わるように・・・。

2008/9/19 金曜日

古い時代から新時代まで

category: 新作瓦, 現場日記 — 足袋人(たびびと)

台風の影響の雨にて本日の現場はここでした。

dsc09763.JPG (高松市)

室内の仕事はこういう時助かります。

dsc09839.JPG (コンセントパネル)

四角形の瓦を加工して取り付けました。
ちょっとした遊び心です。

dsc09842.JPG (各部屋では・・・)

色々な瓦が使われています。
なぜか先に壁塗りの仕上げをされてるため後で補修をかけなければいけませんが。
監督さん・・・厳重注意ですね!

雨も午後には止んだので葺き替え現場の下見に行ってきました。

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古くから続く由緒ある旧家です。塀に使用されている瓦は目板と呼ばれるもの。
家とのバランスもいいですね。
棟積みは再考の余地あり!かな。

dsc09861.JPGdsc09863.JPG (軒下)

古い時代の瓦の山・山・山。まさに宝庫といった感じ。

dsc09846.JPG (葺き替え部分・1)

手前のグリーンの屋根がそうです。屋根勾配が緩い為 瓦は無理!というのは昔の時代。現代では緩い勾配の屋根でも使用できる瓦が製造されています。
問題は構造的・重量的に問題ないのかということ。
心配なので木工事からやりかえる事にしました。

dsc09851.JPG (葺き替え部分・2)

こちらは補強をいれて小瓦にて葺き替えします。

なにやら慌てているご様子なので今回は先行工事にてこの2ヶ所をしたいと思います。

来週の段取り組み直しや!

2008/9/17 水曜日

期待のスポット

category: 新作瓦, 現場日記 — 足袋人(たびびと)

dsc09764.JPG

まもなくオープンのお店です。
場所は高松市の国道11号線沿い。高松西I.Cのすぐ近くです。

dsc09767-1.JPGdsc09769.JPG 

敷瓦とは一風違った仕様のここのアプローチ。
もともとのオーナーさんの好みのようですのでこの部分はそのままにしておき・・・

今回新たに生まれ変わります。

甍屋プロデュースによる【瓦のある空間】へ。

dsc09766.JPG ⇒⇒⇒ dsc09770.JPG

瓦からこぼれる優しい光がお客様をお迎えします。

dsc09771.JPG 

工事中のため昼間の撮影となりましたが夜には幻想的な雰囲気となります。

室内工事も順調に進んでいます。

dsc09772.JPG (瓦のくり抜き)

取り付けだけの工事ではありません。こういう技術も駆使してのプロデュースなのです。

dsc09774.JPG (瓦製コンセントパネル)

2階建てのこの店舗には沢山のコンセントとスイッチがありますがその大半を瓦製にやりかえます。今までのそれとは違う圧倒的な存在感。まさしく盗難注意の代物です。
残念ながら場所により寸法が違う為どこでも付くわけではありません。
あしからず。

また それぞれある個室には全ての部屋に名称がついています。

dsc09788.JPG (サンドブラスト仕様)

ガラス工芸などにも使用されるこのやり方で瓦を削ってみました。店の関係者の方に書いてもらったその文字を克明に瓦板に再現します。ちなみに【シン】ではなく【サル】と読んで下さい。

全て干支の名前を使用しています。

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写真では伝えにくいこの空間を皆さんも一度体感してください。

近日オープン!

2008/9/15 月曜日

ここ最近は・・・

category: 本日の一品, 新作瓦, 現場日記 — 足袋人(たびびと)

久しぶりにblog更新です。

先週は週末にかけて行事がたくさんあり睡眠時間を削ってフルに動き回りました。
そんな中 呼ばれた先でのひとコマです。

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ここのお方は無類の瓦好き。
玄関までのアプローチにもさり気なく古瓦が敷かれています。
日本の庭には本当によく似合います。

dsc09261.JPG (花器納品)

袋のような花器です。展示会で使用するということ。
こちらのお方は華道・茶道の先生なのです。

dsc09265.JPGdsc09269.JPG (お抹茶)

作法など全くわからない足袋人ですがとりあえず言ってみました。

『美味しゅう頂きました。』

そして果敢にチャレンジしたものの・・・

dsc09271.JPGdsc09272.JPG (ピンぼけ)

自分の正座姿を撮影するのは難しいです。

dsc09274-1.JPG (床の間)

一文字の書がありました。

『先生 こちらは何と言う字でどういった意味合いが?』

『無です。何事も無心で・・・』

正座姿を撮影する足袋人の心を見透かされたようなお言葉。
胸の一番深い位置にずっしり響きました。

ちなみに中国の修徳寺の住職の書だそうです。

現場の方も勿論やってます。

dsc09727.JPGdsc09726.JPG (その1)

谷入れ替えと棟の積み直しでした。
綺麗に芝を張っていたためトラックは手前に置き運搬してきました。

dsc09316.JPGdsc09312.JPG (その2)

こちらはお寺の屋根修理。
雨漏りがひどい部分の瓦を撤去し野地板を貼り 葺き戻してきました。ここは毎年数度修理に呼ばれます。そのうち全ての部分が新しくなっていくような気もしないではない。

dsc09750.JPGdsc09753.JPG (その3)

葺き替え工事も終了しました。雨で濡らすこともなく順調に工事は進み最後に太陽風呂も取り付けてきました。既存の和型釉薬瓦から平板瓦に変身を遂げたこのお宅・・・庇の板金・樋のやり替え・室内天井の張替えとまだまだ先は長そうです。

ここ数日間を駆け足で綴ってみました。

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足袋人レター by 甍屋 甍飾人の想い