久々の再会と瓦オブジェの行方

甍屋の屋根工事の比率は新築が4割 屋根葺き替えが4割 残り2割が屋根修理と販売って感じです。(最近の傾向)
新築の場合は 大工さんにお願いして 瓦寸法で屋根を作ってもらいます。だから綺麗に納まります。 納まりの悪い家は 打ち合わせがきちんとできていないか 大工さんが勝手にやってしまったかのどちらかですね。(本来あってはならない事ですが まれにある) 
瓦の葺き替えの時はそうはいきません。
野地板・破風板ごと替える時はいいんですが 屋根寸法がそのままの場合 以前屋根にのってた瓦と 新たに使用する今の瓦では寸法も異なります。 これをいかに綺麗に納めるかは 職人の経験・技量がはっきりでますね。修理も同じです。ですから現場が重なった時は 腕のいい職人ほどリフォームの方へ回ります。 ただし 瓦の差し替えなんかは瓦職人の誰が行ってもそうはかわりませんが・・・。
本日は最近非常に多い谷からの雨漏りの修繕風景を紹介します。

dsc05087.JPG   谷が8ヶ所もありました。

tani.JPG      古くなるとこんな感じで銅板の谷に穴があきます。

ana.JPG     谷の上に漆喰をおくのはプロの仕事とは言えません。論外!

高価ですがステンレスの谷がおすすめです。安いものはやはりそれなりと思うのが健全でしょう。無駄に高いのもいけませんが そのあたりは親切で信頼できる業者に相談すれば きちんと説明してくれるはずです。
修理の完成写真ですが 撮るの忘れてきました^^;
また次の機会に!!

申し訳ないのでもう一ネタ

新たに瓦オブジェ 完成しました。

dsc_0161.JPG   dsc01809.JPG

バスケットとしてつくったのですが 甍屋では植物の飾り台として使用しています。中に灯りを灯したら もっといい雰囲気がでそうです。ちょっぴりムーディーで それでいて華やかなインテリア。 合格~♪
あっ そうそう。横○建具の○山さん 遠路はるばる わざわざお越しくださりありがとうございます。瓦のコースター 大事にしてくださいね。帰り際の不気味な笑顔が気になりますが・・・ まっ まさか・・・

「おーい!転売するなよー!!」  (≧▼≦)/

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コメント

  1. 瓦人 より:

    いつもいつもお邪魔してすいません。

    そのまさしく逆転(ひっくり返す)の発想・・・、ヤバイです。
    またまたかなりアリです。

    灯り瓦に早変わりですね。今度、壁に拡がる陰影が見てみたいです。
    きっとウロコのように光が洩れるかも!!

  2. だいぶ 瓦オブジェも量が増えてきました。
    次 何作ろうか・・・頭痛いです。
    現場も段取りしないといけないし・・・
    瓦人さん いい案ないですかー?