足袋人の旅【2007年秋 編】

最近よく言われることがあります。
「南欧風のイメージで。」  もっと具体的に言う人なんかは・・・
 「イタリアの屋根!」 
 「ギリシャがいい!」
そういう人には決まってこう答えます。
「行ったことないからよくわかりません。連れてってください。」・・・と。

しかし誰も連れてってくれるはずもなく・・・

仕方ないので自費にてヨーロッパに勉強に来ました。 ボンジュール!
(確か昨日は香川県でいた足袋人)

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これがプロヴァンスってヤツかー  フムフム

確かに明るい印象で 若者に好まれそうな雰囲気やな。
そういう物を扱っている店舗だったら、この感じでもいいかもしれない。ただしあくまで店舗限定やな。
 結論・・・日本の景観には合わない!(あくまで個人的意見)

せっかくやからと色々勉強がてらに歩きまわったら   お腹がグー
(3時か。おやつ補給の時間や。)
日本語の看板発見!あそこに入ろう。 

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迷ったあげく、根こそぎ買ってしまいました。

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まるで日本にいる感じやなー。うーん、どれもいけるわー。うまい!!
「おかわりー。」

そろそろバレてきたかな(^^);
そう、ここは紛れもなく  ♪エキゾチーック ジャパーン ♪(BY  ひろみ 郷)

かなりな有名店さんでのひとコマ。
近くの現場(純和風の家)を見にきたのですが、隠れ甘党の足袋人として立ち寄らないわけもなく(と言うより頻繁に来ている)、買ったその場でバクバク食っちゃいました。ここのシュークリームも足袋人のお気に入りに登録されています。

さて本題にもどります。この屋根の素材・色・周辺との調和etc、どうなんでしょう?
洋風の建物だから洋瓦をチョイス、まーいいでしょう。
しかしこの建物に和瓦を選択していたら・・・案外おもしろいかもしれない。
正解はありません。すでにあるものに対してとやかく言う必要もありません。
 結論・・・十人十色。万人に認められるモノ作りは難しい。
      それに応えていくのが職人の仕事である。
      職人の仕事にゴールはなく、常に最善を尽くすのみ。 

 
 

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コメント

  1. 瓦人 より:

    今度ヨーロッパで袖丸の合端して見せてあげてください。
    その後日、おそらく足袋人さんは、カンヌ映画祭でスタンディングオべーションの中、赤ジュウタンの上を歩いていることでしょう。
    職人技は世界共通です。

  2. 赤じゅうたんの上を地下足袋で・・・
    いやー、まずいでしょ。
    海外で瓦葺きの仕事もやってみたいけど、そのときは
    配達よろしくお願いします。

  3. 3号 より:

    海外遠征行ってみたいんでよろしくお願いしまーす(^^)

  4. 3号が1級技能士に合格したら考える。
    海外より前にまずは国内遠征やろ。最近遠征してないし、そろそろ
    行くかー。