新作瓦オブジェと屋根完成!

本日は見積もり・現場・打ち合わせ・現場・見積もりとてんてこ舞いでした。
最近一日中現場の日ってないような・・・。
合間の少しでも現場に出てないと身体が鈍るような気がして 短時間でも屋根に登るよう心がけている”足袋人”です。

今日の現場は昨年末に終わらすことのできなかった棟仕舞い。
合流した時は 昨日段取りしておいた『井筒』の施工途中でした。

dsc03713.JPGdsc03715.JPG

しっかりと銅線で留め付けます。
中は瓦クズをちりばめます。(不法投棄じゃありません) 
この方が棟土がよく食い付いて締まりますし 強固な棟になります。
「捨てればゴミ 棟に入れると骨材」!
セメントを練る時に砂を入れるのと同じ考えです。

dsc03717.JPG (完成)

糸を張ってまっすぐ通りがでるように施工してますが やはり最後は人間の目でにらみます。まっすぐと言っても実は多少の”ソリ”をつけてます。バカ正直に棟を積むと真ん中が高く見えたり端が下がって見えるため そのあんばいを目で確認します。

dsc03719.JPG (こちらもオッケー!)

通称「トンネル」と言います。
上から流れてくる雨水を綺麗に流さないといけないので この部分は要注意です。「トンネル」で失敗すると確実に雨漏りします。毎年この部分の修理依頼が一番多く 「トンネル」を上手に納める職人は他の部分を見ても綺麗に施工しています。

dsc03722.JPG (合格!)

足場でよく見えないって?そのうち見れます(^^)b

最後に瓦オブジェのご紹介。

dsc03564.JPG (干支瓦)

瓦メーカーの方から頂いたこの一品。
裏に突起が付いていて なんとお皿になります。
いや~ みなさん色々考えますなー。
【甍屋】にいくつかありますのでまた皆さん見に来て下さいねー(^^)/

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コメント

  1. 瓦人 より:

    なんと、その裏鬼はコロニアルでは・・・!?
    これだけ輪郭を完璧にそろえるとキレイですね。

    井筒はやっぱり立派ですね。讃岐らし~ぃくて、グーです。

  2. 正解!
    裏鬼は10年くらい前からコロニアルを張るようになりました。
    施工性もよく 見た目もすっきりと仕上がります。
    井筒は豪華になりますが 結構大変です。
    今月あと500個は取り付けないといけないと考えるとゾーっとします。
    ボランティアの手元・・・いませんかね~;