始国 はちはち祭り

台風の影響で本日はまとまった雨の予報。ということで朝イチから段取りを変更して 現在工事中の現場の安全確認(タワーをばらします)・シート養生班・修理班・そしてギリギリまで頑張るルーフィング貼り班と一斉に散らばっての作業でした。半日で8軒回ったところでどしゃ降り。何とかきりのいいところまでできました。足袋人は修理と養生に行って来ました。

dsc00211.JPGdsc00213.JPG (釉薬瓦)

朽ちた鉄釘は38年選手だそうです。この時代は瓦を留めつけるのに鉄釘を使用する職人がいたんですかね。まぁ いたからこうなったんですけど。全体に雨漏りもあるのでこの期に葺き替えとなりそうです。雨で滑るためかなり危険な思いをしましたが結果オーライ。

dsc00220.JPG (飛ぶなよー!)

足場がないと危険でできない!と延期していた現場ですがとりあえず養生してきました。
この高さ・・・落ちたら痛いやろな。それで済んだらいいけどね。

さて昨日は”始国 はちはち祭り”に参加してきました。はちはち・・・当然札所が思い浮かびますがこの言葉には深く意するものがあります。
8を横にすれば・・・∞(無限大)になるんです!無限大のワクワクがここ四国から発信!幸せの無限ループでみんなが繋がる!そんなコンセプトとともにいざ開幕です。

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会場は高松市の中心部に位置するその名も中央公園!(まんまです)周辺はビルディングに囲まれながらも市民の憩いの場として昔からよくイベントなどに使用されています。

dsc00165.JPG (てらきちの書)

この方が発起人であります。
仲間の為ならということで今回足袋人も一肌脱いだのでありました。

メインステージでは朝からド派手なパフォーマンスが繰りひろげられました。

dsc00196.JPG (見たことあるような・・・)

♪長い夜♪を熱唱しながらボール蹴ったりして まさか本人じゃないよな?

そしてうちのブースです。

dsc00153.JPG (狭っ!)

矢沢を意識したこの燃えるような赤に足袋人の熱いソウルを感じて下さい。

今回はてらきちからの要望で初めてお客さん参加型の体験コーナーを設けました。フットワークのいい瓦メーカーの兄さんも応援に呼んでドキドキしながらも楽しみながらやってきました。
よって持ち込みの瓦オブジェもほどほどに。
記念すべき第1号の体験者はこちらの方でした。
     ↓↓

dsc00170.JPG (徳島県在住の兄さん)

ご本人とお子様の名前をホリホリ。
その後も人の波が人を呼びます。

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皆さん それぞれその日の想い出・恩師への贈る言葉・お子様の手型など思い思いに粘土に刻んでいただきました。その笑顔を見てるだけで今回このイベントに賛同したことの充実感に溢れ疲労感もどこへやら。

dsc00202.JPG (エンディング)

夜の寒さも吹き飛ぶ最後まで冷めない熱気は感動もの。

みんな ありがとう。

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コメント

  1. 瓦人 より:

    はちはち・・・そんな意味があったんですね?
    素晴らしい!!
    淡路瓦に欠けるもの・・・それはまさしく‘人の和’。
    人のココロの逞しさを目の当たりにできて大変有意義でした。
    まだまだ、日本人も捨てたもんじゃないですね♪

  2. 瓦人さん。
    お疲れ様でした。
    無限大に繋がる人と人とのネットワークの中で学ぶものは多く
    それは一言では言い尽くせない人生の財産。
    いい経験をお互いにしましたね。