昨日どしゃ降りだった雨も朝には上がり予定通りの段取りで今日も始まりました。
新築工事の合間をぬいながら葺き替え工事と修繕工事をやってるわけですが足袋人は打ち合わせなどが多いため大きな現場の職長はできるだけ外れるようにしています。
今回も修繕現場に登場。この間の竜巻でやられた屋根です。隅棟は撤去して積み直しすることにしました。丸瓦も一度取り外し南蛮漆喰を使用して葺き直しします。
この現場は恐怖との戦いです。
（・・・；）
下が交差点なので普段以上に気を遣います。朝晩の交通ラッシュ時は増員して警備に立ちます。安全第一ですから！
ここのお宅は今までに何度か修理に呼ばれています。
なんと築１４０年ということ。屋根も複雑に絡んでおり一度に沢山直すのではなく少しずつ修理をしてきました。
古い住宅に工事に行くと当然のことながら歴史のある瓦達を目にします。
幾度となく風雨を凌いできた年輪刻む鬼瓦たち。
格好いいでしょ。もったいなくて捨てることなんてしません。
数年前から収集をはじめかなりの数になってきました。
多少の破損はみられるもののここまで古いと骨董品レベルです。
集めだすとこれが止まらなくなるんですよ。
足袋人の楽しみな趣味の一つを紹介しました。
