屋根葺き替え工事二日目は下地の補強を含めた木工事です。葺き替え工事において大事な仕事でありポイントの一つであります。
軒先から順に貼っていきますが勾配がきついので足腰にかなりキマス。ここのお宅で築60年くらいと聞いておりますが垂木を見るとやはり時代を感じますね。
以前は瓦の下に土を入れて高さを出していましたが今回は空葺きといって葺き土を使用しない工法です。その分不陸調整には細心の注意をしながら垂木の高さを調整していきます。社寺工事においてはこの時点で反りをつけておくのですが民家の場合はほぼ真っ直ぐに修正することが多いです。
一日一日少しずつ形になっていくのでお施主様も大喜びです♪