スッキリ系の中にも見どころ満載

大きな現場の屋根工事が完成しました! 130121blog-4.JPG
冬場の陽の短い中で踏ん張ること約一カ月。地葺きまではかなり時間を費やしましたが棟積みは快調なペースでした。
鬼瓦無しでのコーナリング☆ 130121blog-5.JPG130121blog-6.JPG
技能グランプリの仕様に出ていたような納め方です。
130121blog-7.JPG130121blog.JPG (コの字形)
全景は残念ながら写りません。
130121blog-3.JPG 渋いですねー。
ムクリ屋根に< 鎌軒瓦・薄熨斗瓦目地積み工法>です。
細部にわたる拘りはワンパターン化しつつある現代の流れに逆らうかの如し! 難しい仕様がないと次世代の職人に対しての技能継承もできずこんなスッキリ系の納まりの中ででも伝えられることは沢山あります。コッテリ系の屋根にも通ずる一つの考え方は現場現場で受け継いでいきます。
とにもかくにもこれで一段落がつき・・・
気が楽になった足袋人でしたー♪

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コメント

  1. 瓦人 より:

    素人っぽく言うと、硬い瓦を柔らかく曲げたようなムクリの見事な線出しですね!!
    まさにハンドパワー!!
    鎌軒に、薄のし、目地積み、ムクリ・・・何気に超難易度のオンパレード。
    一番シンプルだから、一番難しいんですよね。
    チーム足袋人’s に乾杯ですね(*^_^*)

  2. 瓦ダイバー より:

    おみごと!さすが!参りました!

    良い素材を生かすも殺すも、施工する人次第ってことの実証ですね。

    難しい施工を当たり前のようにこなす技の継承も我々の使命ですね。

    お疲れ様でした(*^_^*)

  3. オミゴト!(*’-’)//”パチパチ☆ です。
    大棟際に半端瓦が入っていなくて、一見楽そうですですが?
    留め切り廻りでは、しんどいですね♪
    ここを、難なくクリアしているのは、さすがです。。
    鎌からの優しい線。ビシッっと、回ったコーナーリング。。。
    妥協しない、細部のこだわり。良いものを見せて頂きましたぁ。
    お疲れ様でした。

  4. 瓦人さん。
    見た目のスッキリさとは裏腹の難易度でした☆
    ここでどれだけの神経をすり減らしたことか(笑)
    ようやくカンパ~イ!☆

  5. 瓦ダイバーさん。
    プロ目線では難しくてもできて当然と思うのがお客様です。
    これをいかにシレーっとやりあげるか!ですね(笑)
    久々に熱い仕事と巡り合えました。
    これからもお互いに刺激し合いながらがんばりましょう↗

  6. お洒落な屋根さん。
    目の付けどころが;;;
    やはり分かってますね~(笑)
    半分の半端が入る予定でしたがムクリ分登り割を詰めた関係でキッチリ
    一枚モノ。愕然としました(爆)
    関係のない最上部だけ半端が入るオマケ付き。
    かき下げも考えましたが雁足を優先し何とか棟積みで逃げ切りました☆
    コッテリとは一味違う難易度でしたが・・・
    今年もお洒落な屋根さんに笑われないようにやりあげます☆☆