讃岐らしい瓦葺き屋根 2013/2/6 現場日記 新築現場です。 桟瓦も葺き終えまして今日は破風部分に取りかかりました。 (千枚) <刻み平>とも呼ばれますが讃岐では通称:千枚。 葺き足を短くすれば重厚に!伸ばすと軽快に!見えます。 箕甲の落ちとの絡みもありますので工事前にはイメージをつくっておかなくてはいけません。 同じくその形状をとっても面取りであれば軽い感じになりますしココは切落ちを使用し重い雰囲気に。葺き足も2寸足(約6センチ)と短めで登っています。 (角度確認) 出寸法の基準となる水糸は張っていますが転びの勾配を測りながら取り付けします。誰が付けても同じようになることを目的としています。 地上に対し水平ではなく若干外側返し。 刀根丸で隠れる千枚部分がありますので水平に取り付けすると逆に内側に返っているように見えます。これを防ぐための策です。 (ステンレス釘留め) ペタペタ置いていくのが一般的なやり方でしたがここでも耐震性に注意を図っています。 地葺きのようにはドンドン進まなくなってきましたが仕上がっていく感は益々UP↗ 細かい仕事をしている方が<瓦葺き職人>やってるなーと感じるの正直なところ☆
コメント
千枚2寸足。。。かっちょいいですねぇ!!
これじゃ、頂上まで、たどり着くのに、かなりの時間と、手間がかかりますね♪
さて、水糸の、張り方ですが??
綺麗な、化粧破風板に配慮して、タンガローですか??
勉強になります。。
きっと、予備のタンガローでしょうが??
当社の場合、ここに、これを使っちゃうと・・・・・・・
ケラバの釘が打てません!!
なんせ、タンガロー一刀流ですから・・・・・
ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!
今度、予備持って行こうかな((*´∀`))ウキャキャ
お洒落な屋根さん!
2寸足。。。進みません(笑)
離れて見て気づきましたが板状に見えてこれはこれでカッチョイイ☆
タンガロー一刀流☆それが本筋だと思いますよ♪
メインはいつも一つだけ。これが職人です。
ウチは皆が二刀流・三刀流の浮気者(笑)
なのでこの作戦ができるのでありました~!
地葺き・棟・平板用なんかで結構使い分けしますよ。
単管引っ叩いてチップの飛んだタンガロー君も沢山います;;;