新築現場です☆
今回は随所で拘った屋根創りです。
《中付袖瓦》の合端に始まり瓦の葺き手目線で言えばやり応え十分。
こういった現場が増えてくれれば職人の技量も必ずや育ちます。
【御所型鬼瓦】
【目地積み工法】
段数とのバランスで肌のしは１段・割りのし５段の素丸納めです。
素丸下の天のしは反りのしの中でも最も直に近かったものを使用。
残りは３ミリ反りの《薄のし》で積み上げました。
肌のしだけはきつめの勾配にし残りは同勾配です。
目地は６ミリに設定しました。
【完工】
一軒一軒が自分たちの心に刻まれるような・・・
そんな舞台を用意してもらったことにスタッフ一同大変感謝しております。
コメント
中付け袖のツラ先ラインの通りがたまりませんね〜！！
穏やかなさざ波のごとき小反り薄のしのリズム感も、選別の賜物・・・。
こんな土俵で勝負する業界を目指して、まっしぐらですね^^
そんな土俵での相撲が増えたら瓦屋根が増えるって方程式をぜひ証明してください！！
瓦人さん☆
ほぼ提案通りの屋根仕様に先方様も応えてくれました。
この土俵は敢えて選んでの勝負です。
周りを見渡しても誰もいない舞台に上るのは自然の流れ。
その‘価値’に気づいてもらう事ができれば瓦屋根への興味も増すことを信じて♪