何とかかんとか間に合った

少し前に屋根工事が終わった現場です。

完成にはもうしばらくかかりますが外部足場が取れたので最終チェックをしに訪問。

サビで汚れた瓦が2枚。
足場撤去時に割れた瓦が4枚。
合計6枚の交換でした。

こんな陰ながらのメンテナンスがあって初めて綺麗な状態での引渡しが出来ます。

外壁とのバランスから言えば洋風の瓦でも十分マッチしているところですが。。。
減りつつある和瓦の採用ありがとうございます。

和瓦なしでは日本の屋根は語れません。

また和瓦の施工ができなければ本当の瓦葺き職人とは呼べません。

昨今のただ並べるだけの施工で納まってしまう瓦屋根ばかりでは今まで先人達が時を越えて繋いできた伝統文化が途絶えてしまうことになりかねません。

数は減ろうとも企業努力の中で和瓦の文化は守っていこうと思っています。

夕陽も落ちた16:30からここは戦場に。

明日の天気予報がイマイチなので大工さんたちは野地仕舞いをやり切ろうとしています。

『そっちはそれで良くてもこっちもあるんだよー!』

あとを追いかけながら何とか下葺き材まで張り切ってきました。

はい。。。

今日も燃え尽きました!という結末でした。

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